「2506W」に続き、「07 ルビアス」 2004のインプレです。

「2506W」と一緒にしてもよかったのですが、用途が異なるので別々にしました。

基本2506と同じなので一部内容が重複します。



アジ、メバル、トラウトといったライトゲームでの使用がメインです。

20131030-3
あまり良い写真がありませんでした。



■ダイワ 07 ルビアス 2004
20140216-1

<スペック>
●自重:190g
●ギヤー比:4.8:1
●最大ドラグ力:2kg
●巻取長さ:63cm
●巻糸量:4lb-100m(PE0.6号-100m)
●ボールベアリング数:7個
●ハンドルノブタイプ:I型

製造国は、Made in Thailand タイ製です。



それでは、各部詳細とインプレを。

▼ベール、スプール周り
20140216-2

スプールは軽量なエアスプール。

ラインローラーは標準で1BB(CRBB)、カラーをベアリングに替えることで2BB仕様になります。

ちなみにハンドルを回してもベールは返らない(戻らない)仕様となっています。



▼ハンドル
20140216-3

ハンドルは45mmのねじ込み式シングルハンドル。

ノブはベアリングなしのカラー。

カラーをベアリングに交換することもできますが、
軸側が埋まっていて2BBに出来ないのでベアリングに変えてもあまり効果がありません。

反対側はこんな感じに。
20140216-4

リールスタンドが取付可能です。



<各重量>

▼総重量
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総重量:約190グラム。

ほぼカタログ通りの軽さです。

▼スプール重量
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自重25g

▼ローター重量
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自重30g



▼付属品
20140216-8

・箱
・取扱説明書
・リール袋
・スプール調整ワッシャー



<インプレ>

このリールの良さは何と言っても巻き始め、巻きの軽さ

今までは比較するものがなかったのでこれが普通なものと思っていましたが、
同番手の別のリール(ハイギア)を使うようになってこれの凄さを実感しました。

特に管釣りでのトラウトをするようになって、
「リトリーブ中にルアーの後ろに魚が付き、巻き抵抗に違和感(若干軽くなる)を感じる」
これを体感することが出来ました。

今まではこれを胡散臭いな程度にしか思っておらず、にわかに信じ難かったのですが、
実際に感じられるんですね。(滅多にありませんが)

まぁこれが分かったところで残念ながら釣果には結びついておりません(笑)

ちなみに上記の現象を釣りの世界では、
「スリップストリーム」と呼称していますが、たぶん誤用です。

Wikipediaを参照する限り「バックスリップ」が正しいかと思われます。

スリップストリームは魚側、バックスリップはルアー(引き手)側の現象です。

巻き始めの軽さについては、管釣りのデジ巻きなど“静止した状態からちょっと巻く”という動作を
軽快かつ快適にこなせます。

以上の良さはシャリ感やノイズなどなく、所謂当たり個体を引いた場合のインプレです。

他の方のインプレを読む限り、どうもこの「07 ルビアス」は個体の当たり外れが多いようですね。

それ以外では、2506同様ベールの不具合なども今のところみられません。

塗装の弱さも極力地面に直接置かないようにしているので、
リールフットくらいにしか塗装の剥げはありません。

ライントラブルもほとんどありませんし、ドラグの効きも問題なし。

強いて欠点を上げるとすれば、やはり剛性感のなさくらいでしょう。

単純にメタルボディの「13 セルテート」と比べると、
大物を釣り上げたときにどうも弱々しく感じます。
(ライトターゲット相手にはそこまで気にするほどのレベルではありませんが)



ダイワの現行スピニングリール(カルディア以上)は全てマグシールド。

マグシールドなんて要らない、自分で分解・整備・調整をしたいという方には、
まだまだ需要のある良い機種だと思います。

自分は、アジ、メバル用に「12 ルビアス」の1003か2004を買い足し、
この「07 ルビアス」は管釣りなどの淡水専用にして弄くり回す予定です。



▼参考サイト
TAKE’S REEL ROOM – 「07 ルビアス
主にリールについての記事を雑誌に寄稿しているライターさんのサイト。
ド素人のインプレなんかより遥かに勉強になります。

<関連記事>
・「ダイワ 07 ルビアス 2004 2506W ベアリング増設 Part1
・「ダイワ 07 ルビアス 2004 2506W ベアリング増設 Part2

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