前回は「Rit」KELLY GREENで色合いがイメージと違ったため、
新しい染料を購入しました。
■ダイロン プレミアムダイ ダークグリーン
通常のダイロンマルチより200円ほどお高いプレミアムな染料です。
マルチの方に欲しい色がなかったのでこちらにしました。
が、これが大失敗。。
色がどうこう以前の問題で、アルミに染料が入らず着色しません。
黄色く色が乗っているように見えますが、指で軽く擦るとポロポロと剥がれてしまいます。
通常はこの状態でも指で触った程度では色は落ちません。
どうやら同じダイロンの染料でも「プレミアムダイ」の方はアルマイトに向かないようです。
通常の「マルチ」の方は成功例がネット上に上がっているのでそちらは大丈夫そうです。
当初はグリーンに着色する予定でしたが、作業を進めて行く内に気が変わり、
プレッソ風なオレンジにすることにしました。
使用した染料は、「Rit」のTANGERINE。
左のハンドルプレートがテスト用のサンプルで、中央と右が本番です。
・テスト用サンプルがイメージ通りの色に仕上がったので、
いざ本番を行ったところご覧の通り色が全然違う仕上がりになってしまいました。
使用した染料はもちろん同じ。
違うとすればテスト用サンプルは温度管理がいいかげんだったことと、
本番は表面を研磨したことくらい。
原因はたぶん前者の温度管理だとは思いますが、まさかここまで差が出るものとは…
染色の途中で色合いを確認しておくべきでした。
それと研磨具合で色の乗りに大きな変化を確認することができました。
アルマイト前の表面のツヤがそのまま残るので紙ヤスリで磨いてみたのですが、
磨き損ねた部分に見事に色が着いていません。
何もしていない内側はほとんど色が定着していませんでした。
もう一度アルマイト層を剥がしてやり直したいと思います。
アルマイト、やはり個人では思うようにできませんね。^^;
だんだんとコツは摑めてきたと手応えは感じているのですが、まだまだ難航しそうです。