5月14日
久しぶりの源流へ行って来ました。
12日に通過した台風の影響で一時的に降った大雨。
増水が心配でしたが釣り場についてみると思ったほどではありませんでした。
適量より少し多いくらいの水量で問題なく釣りができそうです。
<タックル>
ロッド: オリジナルロッド 46L
リール: ダイワ 07 ルビアス 2004
ライン: 東レ ソルトライン ライトフィッシュPE 0.5号 + フロロリーダー 1.2号
今回もスピニングタックルです。
源流用に作った「46L」を未だ肝心の源流で使えていなかったので
今回はがっつり使ってみました。
ラインはスピナーをメインに使うことになると予想されるので糸ヨレの気にならないPEを選択。
(一応予備でナイロンを巻いたスプールも持参)
早朝6時過ぎ入渓。
水温は10℃
まずは様子をみようとスプーン(バック&フォース)を通すと・・・
チビですがあっさり釣れちゃいました。(^^)
活性も悪くなく、これは楽に釣れそうだなとルアーをスピナーにチェンジ。
立て続けにヒットを重ねていきました・・・。
と、いきたかったのですが現実はそう甘くなく、思ったほど釣れません。^^;(汗)
あたりはするもののフッキングしなかったり、
ランディング寸前でバレたりで4ヒット1キャッチくらい。
釣れてもまぁ小さいです。(写真もなし)
よく見ると葉っぱくらい小さなサイズのチェイスがあったりと居ることは居るようです。
マシなサイズが反応しないものかとミノーも試してみましたが全然ダメでした。
以前来た時(4/27)に残雪で遡行を断念した地点に到達。
すっかり雪も融けてなくなり問題なく進めるようになりました。
去年よく通っていたときに区切りにしていた釜のポイント。
ここでは一匹チェイスがあったものの、じっくりと吟味され見切られてしまいました。
あまり釣れていないのでここから先、終点の滝まで行こうか迷いましたが、
せっかくザックまで背負って来ているので先へ進んでみることに。
途中、落ち込みからの瀬で待望のヒット!
久しぶりだったのでパシャリと。^^;
もう少しで渓谷を抜けるというところで、またも残雪が・・・。
ここまで来て通れないなんてことがないだろうなと思いましたが、
何とか通過することができました。
谷を抜けたところで一旦休憩に入ります。
ここまでで時刻は10時半、序盤にちょっと時間を取られ過ぎかな。
10分ほど休憩してから再開。
ここから先は大きな淵もなく、落ち込みと瀬の連続なので
スピナーとスプーンで効率よく釣り上がります。
セオリー通りスピナーでヒット。
AR-Sと使い比べてみようとスピンウォークQRで。
お腹のオレンジが綺麗な岩魚。
同じものばかり使っていては面白くないので、
浅い瀬ではインラインブレードのAR-SとスピンウォークQR、
やや水深のあるポイントではクレビスタイプのブレットン、セルタといった具合に
使い分けてそれぞれの泳ぎ(回転)をチェック。
落ち込み脇の深いスポットはスプーンでチェック。
そんな具合に釣り上がり、遂に終点の滝へ到達。
ここまで来たのは今年初めてです。
休憩はせず、勢いでそのまま滝下へ。
飛散した水飛沫を浴びながらスピナー(ブレットン)を通すと、
待ってましたと言わんばかりにイワナが飛び出して来ました。
一つ上の大きな岩が点在するプールでもあっけなく、、
2連続Hit!
尺は超えているであろう大物のチェイスもありましたが、ヒットには至らず。。(汗)
滝の水飛沫で全身ずぶ濡れなので一旦引き返します。
途中、ザックだけでも下ろして置けば良かった。。
時刻は午後1時、ここでいい加減お腹も空いたので昼食を取ります。
30分ほど時間を置き、再度滝下のプールへ直行。
先ほど通したスピナーがゴールドブレードだったので、今度はシルバーのニアキスへチェンジ。
出来る限り距離を置き、遠投して広範囲を通すと・・・
来る来る!
1キャスト毎に岩の隙間から1匹ずつチェイスして来ます!
チェイスからバイトの瞬間まで丸見えの中、怒涛の3連続Hit!
(逃すと警戒されそうなのでネットに入れたまま一時避難させていました)
しかも3匹目は尺を超えていそうな大物!
源流の、それも一つのポイントでここまで釣れたことはなかったので
興奮のあまり手足が震えました。^^;
水飛沫で計測・撮影もままならないので
一番大きなイワナだけ持って一旦撮影できそうな場所まで下がります。
持って来ていたメジャートレイに乗せて計測すると、31cmのギリ尺超え!
今年初の尺イワナ。
※この後元居た場所に返しました。
ここまでスピニングを使い、取り回し、手返しの悪さから
やはり源流ではベイトタックルに限るなと思っていましたが
この一匹はたぶんベイトでは取れていなかったことでしょう。
滝下のプールは風が凄まじく、これまで何度もチャレンジしてきましたが、
ベイトではキャストがままならず、魚は見えているのに釣れないという状況ばかりでした。
(投げていたのが空気抵抗の大きいAR-Sだったこともあり)
それがスピニングだとコントロールは悪いものの遠距離からルアーを通せるので
魚に警戒心を与えずヒットに持ち込めました。
今回は空気抵抗の少ないニアキスを使ったことも大きいので
次回はベイトタックルでも同じようにいくか試してみたいと思います。
■スミス AR-S スピナー 3.5g ニアキス 4g
自分の場合、源流はこの2タイプのスピナーがあれば9割型釣りが成立します。
(残りはフォローでスプーン)
シルバー(ヤマメカラー)のニアキスはこれで2匹目の尺イワナゲットとなりました。
別のちょっとした支流もチェックしようと思っていましたが、
尺岩魚も釣れたことですし、大満足で山を下りました。
帰り道、以前ロストしたルアーを回収しようとしたのですが・・・
冷たすぎ!
顔を浸けて数秒もすると冷たさで頭痛がします。。(>_<)
ルアーも全然見つからないのですぐに諦めした。。
(まぁロストから2週間も経ってますからそうそう見つからないでしょう)