ここ数日中身のない新製品ネタ連発でしたが、リールは一通りチェックできたのでひとまず終了。

あとはフィッシングショー後ですかね。
(今年も行けたら行く予定です)



さて、2017年の新製品ですが、今年はどちらかと言えばダイワが優勢な印象です。
(もちろん、あくまで主観です)

昨年はシマノが優勢な印象でした。



シマノは派生モデルが中心

2017年の新製品、シマノは今のところ派生モデルが中心のようです。

昨年は「ヴァンキッシュ」や「ストラディックCI4+」など、新型のリールが目立ちました。

その分今年はそれらの派生モデルが多く、あまり目新しさはありません。

カルコンBFSなど、意外なリールもありましたが、ある程度は出そうなリールがそのまま出た感じ。

「17 アルテグラ」には悪い意味で裏切られました…。



ダイワの反撃 注目はセオリー

基本マイナーチェンジが多いダイワ。

特にスピニングリールは、上位モデルでさえ微妙な改良ばかりで目立った進化はなく、下位モデルもパッとしないものばかり。

ひたすらマグシールド推しで他の部分はおざなりでした。

マグシールドのゴリ押しと露骨なまでの技術の出し惜しみに、ダイワ派の自分もさすがにうんざり…。

そこに発売された、シマノの「15 ストラディック」と「16 ストラディックCI4+」。

比較的手頃な価格ながら中級機並の技術を採用した2タイプのリール。
(まぁその分中身の精度にちょっと問題がありますが)

これら2機種の発売で一気に差を付けられたように思います。



そこにようやく発売される「17 セオリー」。

ZAION製ボディ&ローター採用で実売2万円台と、明らかに「16 ストラディックCI4+」を意識したモデル。

これまでダイワのスピニングリールでZAION製ボディ&ローターを採用したモデルは、
一番安いものでカルディアベースの「14 月下美人」(実売2万6千円~)でした。

カルディアベースでもライトゲーム程度なら問題ありませんが、
手持ちの「07 ルビアス」からの買い替えとしてはどうも今ひとつ。(見た目もアレですし)

同じルビアスの最新モデル「15 ルビアス」はローターがDS5製なので、
スペックを下げず純粋な進化版となると、ルビアスベースの「14 プレッソ」(実売3万3千円~)になります。

見た目、スペック共に良いリールなのですが、やや割高な印象でなかなか購入に踏み切れませんでした。

今回の「17 セオリー」は「07 ルビアス」からの買い替えとして申し分のないスペックを備えています。

カタログのコード横に※がついていなので、いずれはセール時に4割引きだとか。

「16 ストラディックCI4+」の2000番を追加購入も検討していましたが、
替えスプールの都合もあるのでダイワの方が何かと勝手が良く、今回ようやく買い換えることができそうです。



ダイワとシマノ、2大メーカーの競争

これまで露骨な差別化でなかなかZAION製エアローターを下位のモデルに採用しなかったダイワ。

シマノのストラディックシリーズの存在がよほど効いたのでしょうか。

リールメーカーは、実質ダイワとシマノの2強状態。

今回の新製品発表で、過去一番ってくらい2大メーカーの競い合いを感じることとなりました。



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