ダイワの新型ICカウンター搭載リール「キャタリナ IC 100SHL」のファースト・インプレッション。

「キャタリナIC」の特徴や重量などをチェック。



キャタリナICのスペック

待望の高剛性ICカウンター搭載ベイト。オフショアゲームはデジタルの世界へ

「軽量感」をしっかりと達成しながらも、オフショアに必要不可欠な「剛性」兼ね備えた「キャタリナ IC」。
巻き上げの滑らかさが最大の魅力。また、ウォームギヤへもボールベアリングを搭載。これにより最高の巻上げ力、滑らかさを実現した。

イカメタルはもちろん、タチウオ、中型青物へも幅広く対応する。

<スペック>
品名:100SHL
巻取り長さ:75cm
ギア比:7.1
自重:215g
最大ドラグ力:5.0kg
標準巻糸量:PE 0.8号-250m
スプール径:34mm
ハンドル長さ:105mm(ダブルハンドル EVA M)
ベアリング:8/1
メーカー希望本体価格:33,000円

DAIWA : キャタリナ IC – Web site



キャタリナICの付属品

取扱説明書のみ。

ツールがないと外しにくいハンドルノブキャップ用のツールくらいは欲しいところです。



キャタリナICの外観、特徴と重量

まずは「18 キャタリナ IC」の外観、特徴などをチェック。

カラーリングはマットダークグレーをベースに、スーパーハイギヤを表すレッドのアクセント。

光が反射してガンメタのように見えたカタログ写真とイメージが異なります。



ボディは、樹脂製に比べて圧倒的な剛性を持つスーパーメタルフレーム

強い負荷が掛かっても歪みがなく、力強い巻き上げを実現します。



真上から

横から

これまでのダイワ製カウンターリールは自分で電池交換できませんでしたが(アフターサービス扱い)、この新型からセルフ交換可能になりました。

使用されているコイン電池は、Panasonic製 「CR 2032」。



下から

生産国は、Made in Thailand タイ製。

ギヤボックス側にラインストッパーがついています。

スピニングリールのスプールについているものと同型。



<リール総重量>

実測自重:218.0g

カタログスペックでは215g。

ダイワはこの辺りちょっと緩いですね。



<ハンドル>

ハンドルは、105mmロングパワーハンドルにMサイズのEVAノブを標準装備。

強い負荷が掛かっても楽に巻くことができます。



ドラグは、スムーズな滑り出し、追従性を追求したATD – オートマチックドラグシステムを採用。

スタードラグ(ZAION製?)、メカニカルブレーキはクリック付き。

ドラグ動作時にスピニングリールのように音がなるドラグ引き出しクリックも付いています。



<スプール>

スプールは、スムーズな仕掛け落下を可能とするスーパースプールフリー仕様。

遠心ブレーキを装備し、チョイ投げにも対応しています。

100番のスプール径はΦ34mm。

150番は同型ボディでΦ36mmとなっています。

カウンターリールの仕様として、サイドカバーを外してのスプール脱着ができません。

ICカウンターの設定のこともあり、替えスプールを用意して太さの違うラインを使い分けるということはできません。



<ICカウンター>

最大の特徴である新型のICカウンター 「LEDバックライト&巻上げスピード表示機能付きIC」。

LEDバックライトに、タイラバの巻きスピードを一定に保つのに便利な巻上げスピード表示機能も付いています。

ICカウンターの設定には、極細ののPE0.4号も入力可能。



▼バックライト点灯時

バックライトは、スイッチを押した時に5秒間点灯モード、常時点灯モード、常に消灯モードが選択可能。



キャタリナICのファースト・インプレッション

長くシマノに後れをとっていたカウンターリールがようやくフルモデルチェンジ。

新型ICカウンターは、LEDバックライトで夜焚きイカメタルに対応。

スピード調整表示機能も付いているのでタイラバにも幅広く使えます。

ボディはメタルフレームということで、重量ではシマノの「バルケッタCI4+」に及びませんが、その分巻き上げ力はこちらの方が上。

下手にZAION製ボディなんてことになると、剛性不足で高負荷が掛かると巻重りが生じていた「T3」の二の舞になるのでメタルボディで良かったと思います。

肝心の使用感については、実釣インプレに続きます。

ダイワ キャタリナ IC 100SHL 実釣インプレ