ダイワ 「ジリオンSV TW 1016SV-SHL」のファースト・インプレッション。
「ジリオンSV TW」の特徴と各部の重量などを紹介します。
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タフコンセプトに初のSV搭載 ダイワ ジリオンSV TW 1016SV-SHL
タフコンセプトに初のSV搭載、ジリオンファミリーに死角なし
「TWS｣ が ｢SV コンセプト｣ との相乗効果で真価を発揮。タフコンセプトのエース ｢ジリオン｣ がG1ジュラルミンSVスプールを搭載して新時代の快適さ・バーサタイル性能を手に入れた。TWS（T-ウイングシステム）が「これまで以上の飛距離」、大口径タフデジギヤ（ハイパー仕様）が「力強い巻取り」を可能にし、伝統のスピードシャフト機構が両者をよりスムーズにしている。淡水・海水を問わず、フィネスゲームからパワーゲームまで幅広く活躍。
＜スペック＞
ギヤ比：7.3
巻取り長さ：77cm
自重：195g
最大ドラグ力：5kg
標準巻糸量：14lb 45-90m、16lb 40-80m
ハンドル長：90mm
ベアリング数：8/1
価格：38,800円
＜付属品＞
取扱説明書、パーツリスト・展開図のみ。
リール袋などは付属しません。
外観、各部特徴と重量
「ジリオンSV TW」の外観、各部特徴と重量をみていきます。
まずは上から。
1500番クラスの「ジリオン TW」や、「タトゥーラ」よりコンパクトになっています。
主に横幅が狭くなっており、手の小さな自分でも握りやすくなりました。
ちなみに「タトゥーラSV TW」とは同サイズになっています。
比較画像などは別の機会に。
横から
ハンドル側サイドカバー（ギヤボックス）
ハンドルなどについては後述しますが、ちょっと気になったところとして、
ハンドル周りの付け根？にあたる部分が無塗装？無装飾。
こういうデザイン？
何の意図があるのかと思いきや、これを埋めるためのドレスアップパーツがSLPから販売されている模様…。（セコい）
ブレーキ側サイドカバー（パーミングカップ）
ブレーキダイヤルはタトゥーラなどと同型。
「アルファス」シリーズなどのものと比べると、パーミング時にダイヤルが触れていつの間にか動いていた、なんてことが起こりにくくなっています。
下から
生産国は、Made in Thailand タイ製。
正面、TWS（T-ウィングシステム）
展開時
ボディの幅（スプール幅）に合わせてか「ジリオン TW」や「タトゥーラ」のものより一回り小さくなっています。（主に横幅）
＜リール総重量＞
自重：197g
カタログスペックより2グラム重いです。
ベイトリールに関してはフィネス用途でない限り、200グラム切っていれば十分かと思います。
＜ハンドル・スタードラグ・メカニカルブレーキノブ＞
ハンドルは90ミリのクランクハンドル。
個人的に長すぎず短すぎず、ちょうど良い長さだと思います。
スタードラグはZAION製。
スタードラグだけでなく、メカニカルブレーキノブもクリック音付き。
微調整がやりやすいです。
＜ハンドル重量＞
総重量：20.9g
▼内訳
・ハンドル単体
・ノブ
※実測がまだのため、判明次第追記します。
▼その他
スタードラグ：5.5g
メカニカルブレーキノブ：2.2g
SV（ストレスフリーバーサタイル）スプール
「SV – ストレスフリーバーサタイル」の要、「SVスプール」。
「超々ジュラルミン」の上、現在のスプール素材としては最上位にあたる「G1ジュラルミン」製のスプール。
スプールのベアリングはアダプターを装着したタイプとなっています。
＜スプール重量＞
スプール自重：9.6g（BBなし）
ファースト・インプレッション
ベイトシーバス用途に購入した「ジリオンSV TW」。
（行く行くはサクラマスにも使う予定）
何回かの実釣を済ませたので簡単なレビューを。
SV機はこれで2台目ですが、1台目の「アルファスSV」はベイトフィネス用途でしか使っていませんでした。
今回ようやく広い用途（ルアーウェイト8g~28gほど）で使ってみたところ、本当にバックラッシュすることなく、ナイトゲームで使ってもストレスフリーです。
もちろんブレーキ設定次第ですが、ダイヤル6程度で着水時のサミングすら不要なほど。
反面、やはりというかキャスト後半の失速感が強く、お世辞にも飛距離が出るリールとは言えません。
試しに遠投してみようとブレーキを弱めてみると、さすがにストレスフリーとは言い難く、従来のブレーキ感覚で肝心の飛距離も微妙という結果に。
遠投用途には「HLC（ハイパーロングキャスト）」機があるので、そこは上手く住み分けができているように思います。
総評として、近・中距離用としてはこれといって欠点のない優等生といった感じ。
飛距離を必要としない（そこそこ飛べば十分）という用途にはかなり良いリールです。
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