今回はダイワ LTコンセプトリールのスプール・ローター・ボディの組み合わせをまとめてみました。
番手表記が変わった他、従来機よりスプールの種類は増えたものの、ローター・ボディの規格は変わっていません。
バリエーションの増えたスプール径に合わせ、それぞれローター・ボディの組み合わせが増えています。
関連記事:ダイワ 汎用スピニングリールのサイズ感 各番手のボディ構成
LTコンセプトリールの品番の読み方・意味
DAIWA : LT(LIGHT TOUGH) – Web site
LTコンセプトリールのサイズ感 ローター・ボディの組み合わせ
LTモデル | 従来機サイズ感 | スプール径 | ローター | ボディ |
LT1000 | 1000 | Φ40mm | 1000-2000 | 1000 |
LT2000 | 1500-2000 | Φ42mm | 1000-2000 | 1000 |
LT2500-C | 2000-2500 | Φ45mm | 2500 | 1000 |
LT2500 | 2500 | Φ45mm | LT2500 | 2500 |
LT3000-C | 2500-2500R | Φ48mm | 2500 | 2500 |
LT3000 | 2500-3000 | Φ48mm | 2500 | 3000 |
LT4000-C | 3000 | Φ51mm | 3000 | 3000 |
LT5000-C | 3000-4000 | Φ54mm | 3000 | 3000 |
LT6000 | 4000-4500 | Φ57mm | 3500-4000 | 3500-4000 |
従来機サイズ感は、ダイワ「従来リールサイズ感(目安)」から流用。
ローター・ボディサイズは従来機の大きさです。
今回も独自調べでメーカーに確認はしておりません。
従来リールサイズ感からすると、2500R相当となるのがLT3000ではなく、LT3000-Cとなっているのがよく分からないところ。
ローター・ボディは従来機の流用 ボディサイズはこれまで通り4規格
スプールのバリエーションこそ増えたものの、それ以外は基本的に従来モデルのローター&ボディを流用しているようです。
ボディは、タフデジギアの他、LTコンセプトから変わったスプール受け一式は新規ですが、ボディそのものは共通。
これまで通り、1000番、2500番、3000番、4000番の4規格です。
新規格LT2500専用ローター
<2/3 追記>
LT2500番は、スプールサイズこそ小口径化されたものの、ローターサイズは従来の2500番と変わらないとしていましたが、正しくはLT2500専用の新規ローターサイズとなります。
どちらかといえばLT2500のスプール径は従来モデル2000番に近く、専用に造ることで2000番のローターとほぼ変わらない重量を実現しています。
関連記事:【LTコンセプト】 LT2500番サイズ専用ローター
ボディの小型化で従来機より巻き上げ力がダウン?
全体的にボディが小型化傾向にあり、それにより従来モデルから大幅に軽くなったようにみせたいという思惑を感じます。
実際に(主にスプールで)軽量化されていることは確かですが、4000番以降はスプール径・ボディサイズ変更で単純に従来機と比較すると大幅に軽くなったことになっています。
また、スプールの小口径化、ボディ(ギア)がワンサイズ小さくなったところをギア比を上げることで帳尻を合わせているので、同じ巻き上げ長で比較すると従来モデルよりパワー・巻き上げ力が落ちています。
これまで通りのハイギア感覚で安易にXHモデルを選択すると、思ったより巻きが重いなんてことになりかねません。
と言いつつ、そもそもとしてノーマルギアの選択肢が少ないんですよね…。
改めてチェックすると、XHばかりです。
ちなみに・・・
今回は従来機とボディが共通の「18 カルディアLT」をベースに調べてみましたが、新規ボディの「18 フリームスLT」はどうも2500番以下のボディがすべて同じサイズに見えるような…。(改めて釣具店で確認してみます)