最後にバベルの使い方を紹介して終わりにしたいと思います。
20130605-4



<基本的な使い方>

▼キャスト~ボトム着底まで

まずはキャスト。
特別変わった投げ方はしません。

ルアー着水後、ベールを返して余計なラインが出ないようにします。

テンションを掛けたまま着底を待ちます。(テンションフォール、カーブフォール)
フリーフォールでも構いませんが、
テンションフォールの方がフォールスピードが遅く、アタリも分かりやすいです。

沈んでいく(送り込まれていく)ラインが止まればボトム着底の合図です。

ここからアクションを入れていきます。

▼アクション

基本は、リフト&フォール、ボトムバンプ、デジ巻き、ズル引きなど。

ボトム中心に狙う場合は、ボトムバンプかデジ巻きがメインになります。

・ボトムバンプ
ロッドを軽くシャクリ、ルアーを浮かせてすぐにフリーで落とす(これの繰り返し)

・デジ巻き
ロッドは固定で、リールのみ何分の1回転といった具合に巻く、止めるを繰り返す

どちらも底を跳ねさせるアクションです。(詳細はググるか下の参考動画を御覧ください)

ポイントとしては、アクションを加えた後に必ず”ステイ”を入れること。

この釣りを始めてすぐによくやっちゃっていたのですが、
間を置かず(ステイを入れず)にアクションを連続で加えると
スレ掛かりが多くなってしまいます。

ルアーに気付いて近づいてきたトラウト(バイトまでは至らない)に当たる(引っ掛かる)ため。

ステイを入れることでゼロとはいかないまでも、かなりの確率でスレ掛かりしなくなりました。



▼アタリの取り方

この釣りはラインでアタリの取るのが基本です。

ひったくっていくような食い方をした場合はロッドにも伝わりますが、
そーっと咥えるようなアタリが多いのでロッドにはあまり伝わりません。

アクションを入れたあと、ロッドの角度は水面に平行か45°くらい竿先を上げてアタリを待ちます。
下げ過ぎるとフッキングが遅れやすくなります。

風が強く、ロッドを上げるとPEが風で膨らむ場合は、
竿先を水面に近づけてラインを遊ばせ過ぎないようにしましょう。
(アタリは取りにくくなってしまいますが、釣りにならないよりはマシです)

アタリを待つときのラインテンションは張らず緩めずが基本。

水面に浮かぶPEラインが引っ張られる、止まる、横に走るなど、
変化を感じたらとにかくアワセてみましょう。

当たりの取り方は、とにかくラインをじぃーっと観察することです。

それでもアタリがイマイチよく分からないという場合は、
バベルではなく、フェザージグを使ってみましょう。(同社のものだと「アラベスク」)

バベルと比べて、アタリの出方が大きかったり、
何よりマスの喰いが深く咥えている時間が長くなります。



▼アワセ方(フッキング)

基本は即合わせ。(というかコレが全て?)

アタリを感じたらロッドを真上にビシっと上げてフッキングさせます。

小さなアタリを感じて上手くフッキングできると、
いかにも掛けたという感じがして気持ちが良いものです。

反対にアタリに気づかず、アクションを入れたときに釣れてましたなんてことも…^^;

▼取り込み(ランディング)

とにかくラインテンションが抜けないように気をつけましょう。

PEライン+張りのあるロッドの組み合わせなので
普段以上にテンションが抜けやすくなっています。

フロントフックだとラインとフックに遊びが少ないので尚更です。


<参考動画>

文字だけだと分かりにくいと思いますので、
バベル発祥の地、MAV(宮城アングラーズビレッジ)の「山ちゃん」こと山崎さんの実演をどうぞ

▼バベルの基本

▼これでボウズなし!のバベルテク

▼ボトムべ〜ったり攻略術! バベルZ(ぜ〜っと)降臨!

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