ダイワ アルファスSVの互換性を検証していきます。
スプールはともかくとして、
これまでと違うパーツやギヤの互換性があるかどうか実際に組み替えてみました。
組み替えるリールは、「アルファスSV 105SHL」と「アルファス R-Edition 103L」。
交換する部品は、ハンドル、スタードラグ一式、メカニカルブレーキノブ、
ドライブギヤ&ピニオンギヤ、そして一応スプールです。
ウォームシャフトは「アルファス フィネスカスタム」で互換性があることが
証明されているので交換しません。
長さの違うギヤシャフトも交換すべきですが、今回は”あえて”交換せずに組んでみます。
(外すのが面倒ってのもあります)
ドライブギヤとピニオンギヤを交換。
クラッチプレートはそのままでも嵌まりましたが、一応ピニオンとセットで組み替えました。
次はスタードラグ。
「アルファス Rエディション」に「アルファスSV」のスタードラグを取り付けようとしてみると、
やはり失敗。。
ギヤシャフトの長さが足らない以外にもハンドルカラーが嵌まりません。
ダメ元で「アルファスSV」に「アルファス Rエディション」のスタードラグを取り付けてみます。
スタードラグは嵌まりましたが、ハンドルカラーが写真の位置より先に嵌まりません。
諦めて元の組み合わせに戻してみると、(メカニカルブレーキノブは交換したまま)
今度はアルファスSVのスタードラグが従来のメカニカルブレーキノブに干渉。。
メカニカルブレーキノブが新しくなったのはこのためのようです。
これまでのアルファスにアルファスSVのスタードラグを取り付ける場合は、
ギヤシャフトも交換する必要があります。(逆もまた然り)
更にメカニカルブレーキノブもセットで交換する必要があります。
とりあえずできる範囲内で組み換え完了。
けっきょく交換できたのはハンドル(写真では交換していません)、
フロントカバー、ドライブギヤ&ピニオン(クラッチプレートとセット)、スプールのみ。
ギヤシャフトの長さが違う時点でスタードラグが入らないことは予想していましたが、
まさかメカニカルブレーキノブまで交換する必要があるとは思いもしませんでした。
今回の互換性検証で一番知りたかったのがギヤの互換性。
微妙に形状が変わっていたハンドル側サイドプレート、若干ですがギヤのサイズアップと、
従来のアルファスに入るか不安だったギヤ比:7.2のハイギヤが問題なく収まって安心しました。
最後にスプールの互換性。
メガバスのゾンダスプールもアルファスSVに問題なく入りました。
(アルファスSVもパワーマグではないのでブレーキ力は弱いです)
まぁここの互換性がなくなってはアルファスで出す意味がないので当然でしょう。
「アルファスSV」ネタはとりあえず今回で終了です。
あとはインプレのみですがそちらはある程度使ってからということで。