15 フリームス フルベアリング化 前編」の続き、
後編 ラインローラーの1BB仕様への改造方法です。

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ラインローラーの内部構造(ボルトを緩めるだけで簡単に分解できます)
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ご覧の通り「15 フリームス」はラインローラーにベアリングが入っていません。

例のごとくここにもベアリングを追加するわけですが、
何とこのNEWモデル構造的に2BBにできないようです。

前作「11 フリームス」が2BB仕様にできるので、
てっきりこちらもできるものと危うく2BB用のカラーとパッキンを注文するところでした。(汗)

ラインローラーのダウングレードに少しがっかりはしましたが、
2BB仕様はパッキンの影響でそこまで回りはよくないので1BBでも十分でしょう。



では、ラインローラーにベアリングを追加していきます。

使用するベアリングのサイズは、
外径6mm x 内径3mm x 幅2.5mm
 → NMB DDL-630ZZ

2BB仕様に使われるベアリングよりワンサイズダウン。

厚みが純正のカラーより薄くなってしまうため、シム(ワッシャー)も必要になってきます。
(必要な厚みは1~1.5mm)

そのシムのサイズに注意!
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左が今回使う
調整用シム 外径4.5mm x 内径3mm
 → スクワット 630ベアリングシム
NMB DDL-630ZZ

右は
ハンドルノブなどによく使われているシム 外径6mm x 内径4mm
NMB DDL-740ZZ

ベアリングのサイズにシムのサイズも合わせてやる必要があります。

例:DDL-630ZZ + シム(外径6mm x 内径4mm)
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この組み合わせだとシムがベアリングの外周に干渉してしまい、
回転の妨げとなってしまいます。



例:DDL-630ZZ + シム(外径4.5mm x 内径3mm)
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この組み合わせだとベアリングの内側にしかシムが触れないので回転の妨げになりません。

よって、せっかくベアリングを追加したのに回転が悪いということにならないように、
別途630用の外径4.5mm x 内径3mmのシムを用意する必要があります。

厚さのこともあるのでスクワット 「630ベアリングシム」が最適です。



話を戻して、

<ラインローラーへのBB追加方法>

中央の白いプラスチックカラーと金色のメタルカラーをベアリングに置き換えます。
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ラインローラーにベアリングを嵌めた状態。
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ラインローラーの両サイドにシムを入れます。

写真では左右一枚ずつですが、実際には右側にもう一枚入れました。
(シムは組み上げた際のラインローラーの位置をみて調整します)



ベール側に白いプラスチックカラー、シム、ラインローラー一式をセット。
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ネジ側のシムは先にネジに通しておいてやると組みやすいです。
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ボルトを締めて完成。
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15 フリームス フルベアリング仕様(9BB)への改造はこれで完了です。
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フルベアリング化に掛かった費用は約1,500円。

フルベアリングは自己満足の面も大きいですが、増やしておいて損はないでしょう。

次はハンドルを弄っていきたいと思っています。

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