2017年のダイワ新製品。
ダイワ史上最軽量のスピニングリール 「17 セオリー」と、それをベースとした「17 月下美人AIR」が発売されます。
■ ダイワ 17 セオリー
これまでの軽量路線「イグジスト」、「ルビアス」とは違った、新たなシリーズ「THORY(セオリー)」。
大まかな特徴
以下の「SALT WATER」誌、誌面連動動画で大まかな概要が見ることができます。
▼ イグジストより5g軽量
「17 セオリー」は2506番で自重185gと、ダイワ史上最軽量のリールとなっています。
参考までに同2506番でイグジスト:190g、ルビアス:200g。
▼ ローターはZAION製エアローター
残念ながら「15 ルビアス」では採用されなかった、ザイオン製エアローターを採用しています。
※3500番以上は強度を重視したDS5製ローターを採用
今のところ最新型の「16 セルテート」のZAION製エアローターかどうかは不明。
▼ グレード・価格帯はカルディアとルビアスの中間
驚くべきことにこれだけのスペックを備えながらグレードはカルディアとルビアスの中間。
ルビアス未満ということは価格帯は実売2万円前後が予想されます。
更にこの「17 セオリー」をベースに、ライトソルト専用リール「17 月下美人AIR」も登場。
■ ダイワ 17 月下美人 AIR
奇抜なデザインで賛否両論だった「14 月下美人」からすると、だいぶ落ち着いたデザインになりました。
スプールがかなり地味になりましたが、従来の月下美人シリーズのデザインを踏襲しています。
正に「16 月下美人」の上位モデルといった感じ。
ベースリールは「セオリー」なので当然ながら重量は最軽量。
ライトソルト専用機ならではの特徴はスプールのようです。
従来、軽量なスプールといえばブランキング(肉抜き穴)が施されているイメージがありますが、
このスプールにはそれがありません。
何でも極限までに肉薄に加工しているとのこと。
まるでベイトフィネスリールのスプールのようですね。
このためか、ラインストッパーが廃止され、代わりにスプールバンドが付属するようです。
その他、スプール形状はライントラブルをより防ぐノーマルよりテーパーのキツイ「タイプR仕様」。
フロロ、エステルラインの使用を想定したモデルとなっています。
コメント
2017年のダイワはこれといった目新しいリールはなさそうだなと思っていましたが、思わぬリールが登場しそうです。
軽さと言えばダイワのイメージがありましたが、すっかりシマノに追い越され、セルテート以外イマイチぱっとしなかったダイワの汎用リール群。
厳密に言うとシマノの「ヴァンキッシュ」には若干及ばないものの、ほぼ同程度というところまできました。
それでいてグレードはカルディアとルビアスの中間という手頃な価格帯。
個人的に2000番クラスを一台欲しいと思っており、出るであろう「17 アルテグラ」を狙っていましたが、思わぬライバルが現れることとなりました。
2017年のスピニングリールはこのリールが一番気になります。
↓こちらの雑誌で詳細が見られるようです。