ダイワから面白そうなロッドが発売されるのでご紹介。
■ DAIWA CRONOS
時代に名を刻む、ベーシックタクティクスモデル
世界標準ロッド・ZILLION&TATULAの血統を受け継ぐ、シックかつスタイリッシュなベーシック・タクティクスモデル。
現代フィールドの多様なニーズに呼応する1ピース、2ピースを合わせた豊富なラインナップ。
単純に同レングス同アクションをピース別で設計するのではなく、各ピースのメインユーザーの声に応えて作りこんだ充実のアイテム群。
モバイル性に優れた2ピースは主に陸っぱりアングラー、1ピースはボーターを主軸としたコンセプトとなっている点にも注目したい。
昨年、ダイワから発売されたバスロッドのエントリーモデル「クロノス」。
発売時点でのラインナップは無難なものばかりでしたが、今年は何だか面白そうなモデルが追加されるようです。
それがこちら。
パワーフィネスロッド クロノス 6101MHS
6101MHS
難攻不落のヘビーカバーでジグやテキサスでは口を使わないバスを獲るためのパワーフィネスロッド。
取りまわしの良さを優先した7’を切るレングスでスモラバを静かにピッチングやフリップキャストで入れ込み、掛けたら強靭なバットパワーとストロークで一気にカバーから引き剥がす。
バットエンドにバランサーを内蔵することで撃ち込む際のロッドを振り上げるスウィングスピードが加速し、低弾道かつロングディスタンスのキャストが可能になり、アプローチ後のロッドを立ててのシェイク時でもバランサーにより竿が立ちやすく脱力したグリッピングでの長時間シェイクでも疲労軽減に役立っている。
ガイドも太糸PE対応のオリジナルガイドセッティング。
<スペック>
全長:2.08m
継数:1本
自重:120g
先径:2.0mm
元径:11.4mm
ルアー:2.3-21g
ライン:フロロ 8-20lb、PE 0.8-2.0号
スペックだけ見るとベイトロッドのようですが、紛うことなきスピニングロッドです。
ベイトフィネスのスピニング版なロッドで、太めのPEラインでカバーを攻める「パワーフィネス」というスタイルに用いられます。
日本ではベイトフィネスの陰に隠れてあまり浸透していませんが、アメリカではこちらの方が主流らしいです。
(向こうではパワースピンと言うらしい)
同じダイワだと、「ブラックレーベル」シリーズからも専用モデルが発売されています。
▼ キャスティングTV – ダイワ クロノス6101MHS
ロックフィッシュにも有り?
このロッドの何が気になるかというと、ボートからのロックフィッシュにも使えそうなスペックなんです。
メバルロッドだとパワー不足、かといって専用のハードロックフィッシュロッドはロングロッドが多く、ボートでの釣りには不向き。
その点、このロッドならレングス・パワー共にちょうど良い感じ。
ネックはワンピースなのと、ティップの繊細さ。
ワンピースはこの際仕方ないとして、ティップはどうも太さからして硬そうですね。
できれは3グラム程度のジグヘッドを問題なく扱える繊細さが欲しいところ。
繊細なティップに4,50の根魚にも負けないバットパワーを備えたロッドが理想です。
それらしいロッドがあることはありますが、そういったロッドは軒並み高価なのでパス。
クロノスのような1万円ちょっとで買えるロッドで流用できるならベストです。
(予約品) ダイワ クロノス 6101MHS(スピニング)1ピース (2月発売予定) |