ネイティブトラウト用ロッド、シマノ 「トラウトワン ネイティブSP 76ML」のインプレッション。
購入から約2シーズン使用、本命のサクラマスも無事キャッチすることができました。
関連記事:シマノ トラウトワン ネイティブスペシャル 76ML 購入
■ SHIMANO TROUT ONE NATIVE SPECIAL 76ML
ホームリバーがほとんど飛距離を必要としない小河川なので、操作性重視のショートレングス。
76ML 中流域・湖のパワーバーサタイルモデル
サツキマス・サクラマスはもちろん、湖で狙う大型トラウトにもおすすめの一本。
[ハイパワーX]でティップからバットまで全身を強化。
ネジレを抑制しシャープなアクションを実現。
スプーンやヘビーシンキングミノー、ジグなど
様々なルアーに対応する汎用性の高さが魅力。
さらにファイト時は魚の引きに追従しながら、バラシを防ぐ美しいベンドを描きます。
<スペック>
■ハイパワーX
■逆並継
■ステンレスフレームSiCリングKガイド
■装飾リング
標準全長:7’6″ 2.29m
仕舞寸法:118.4cm
標準自重:128g
先径:1.8mm
元径:9.4mm
ルアーウエイト:7-28g
ライン:6-12lb
メーカー希望価格:23,400円
トラウトワンネイティブスペシャル[TROUT ONE Native Special]|トラウトロッド|ロッド|製品情報|シマノ -SHIMANO-
実釣インプレッション
ターゲットはサクラマス、更にベイトロッドに改造予定で購入したこのロッド。
ターゲットがターゲットだけになかなかロッドが曲がることはなく、最初の獲物はシーバスとなりました。
そして2シーズン目、小振りながら待望の本命サクラマスをキャッチ。
これで無事入魂できたかなといった感じです。
肝心のインプレですが、トラウトロッドとしては特にクセもなく、無難に纏まったロッドだと思います。
これまでシマノのロッド=硬いというイメージがありましたが、トラウトロッド全般は割と”曲がるロッド”な部類ですね。
大まかな柔らかさを例えると、シーバスロッドでいうところのL相当といった感じです。
(シーバスロッドとトラウトロッドでは根本的にテーパーが異なるので、あくまで参考程度)
シマノのトラウトロッドは、Kガイド採用でPEライン対応を謳っていても、ガイド数が少なくPEとの相性が悪いものもありますが、このロッドは総数8個と標準的なガイド数。
特に問題なくPEラインも扱えます。
魚を掛けると、ここまでバットが入ります。(70センチほどの鯉が掛かった際のベンドカーブ)
魚が手前・ランディング寸前に暴れても柔軟に追従してくれ、バラシを防ぎます。
個人的に気になったのがリアグリップの長さ。
7フィート6インチというショートレングスながら、グリップは取り回しの妨げのならない最大限の長さ(肘程度)になっています。
小柄な自分には若干長く、サイドキャストやロッド操作時にグリップエンドがベストに当たってストレスでした。
あと1インチは短くても良いくらいです。
ベイトロッドへの改造は止めましたが、グリップを木製にし、リアグリップを詰めようと思います。
2017年、「トラウトワン NS」が新発売され、この「トラウトワン ネイティブスペシャル」は型落ち・廃盤になるかと思いきや、こちらの76MLを始めとするミディアムライトパワーのみ残りました。(76ML、83ML、93ML)
トラウトロッドは軒並み高価なものが多いので、最初の一本にはこういったロッドがオススメです。