スナップに続き、今回はフック考察

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フロントフック仕様でのインプレとなります。

フックを語れるほどの力量・薀蓄もないのであくまで比較程度ですが参考までに。



▼比較したフック
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左から
・ロブルアー ラッシュフック #10
・デコイ エリアフック type-Ⅱ #10
・デコイ エリアフック type-Ⅶ フロント #10
・カルティバ エリアフック A-21 #8


▼サイズ形状比較
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一番左はバベルの標準フック

▼アイの大きさ
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大きさの違いは写真の通り。

ぶっちゃけ大きさが変わって何がどう変わるかよくわかりません。
想像するに広いほうが動きが良いとか?

ネットで調べてみたところ、動きもさることながら、
ロウ付けされていないアイは使っていく内に多少広がってきてしまうようで、
アイを小さくすればするほど隙間が空きにくくなるようです。

▼アイの角度
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フロントフック専用設計の一番のキモである”アイの角度”

角度が付いていることによって、ルアーに対し針が立ちます。(下の写真参照)
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フックが立つことによって、フォール中、ボトム着底時に針先が上を向き、
確実なフッキングが可能に。


▼価格比較

・ロブルアー ラッシュフック #10
定価300円 8本入り → 一本あたり@37.5円

・デコイ エリアフック type-Ⅱ #10
定価300円 8本入り → 一本あたり@37.5円

・デコイ エリアフック type-Ⅶ フロント #10
定価300円 10本入り → 一本あたり@30円

・カルティバ エリアフック A-21 #8
定価350円 7本入り → 一本あたり@50円


各フックの装着例とインプレ

▼バベル標準フック
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購入時に最初から付いているフック

一般的なスプーンの(リア)フックなので、フロント仕様を想定しておらず、
大きすぎて向いていません。

使えなくはないでしょうが、チャンスを減らさないためにも替えた方が無難でしょう。


▼ロブルアー ラッシュフック #10
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メーカー純正(ロブルアー)の縦の釣り専用フック

バベル専用なだけあってフィット感、使用感共に良好。

これといって欠点は見当たりませんが、細軸なため刺さりは良いですが長くは持ちません。

実釣で一度折れてしまったことがありました。(7,8匹掛けた後だったかと)


▼デコイ エリアフック type-Ⅱ #10
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「type-Ⅶ フロント」の登場前によく使われていた(らしい)フック

「ラッシュフック」の太軸版?(と言うよりはtype-Ⅱの細軸版がラッシュフック)
軸の太さは、「ラッシュフック」と「type-Ⅶ」の中間くらい

専用フック「type-Ⅶ フロント」の登場により、あえてコレを使う必要もないかと思います。


▼デコイ エリアフック type-Ⅶ フロント #10
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縦釣りと言えばこの人、「neo」さんが開発したフロント専用フック

「type-Ⅱ」からの変更点としては、
・針先がストレートに
・軸(ワイヤー径)の太軸化
・アイの角度が若干急に
・アイの縮小
・カラーの変更

比較した4つの中で一番太軸なので強度は抜群です。
管釣りでの使用なら日を分けて繰り返し使わない限り、
曲がることはあっても折れることはないでしょう。

針先の持ちもなかなかで、硬いもの(石)に引っ掻けない限りは一日中使えます。
(もちろん釣った数にもよりますが)


▼カルティバ エリアフック A-21 #8
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針メーカー、オーナーばり(カルティバ)が送るフロント専用フック

ソルトだけでなく管釣りでもスプーン、ミノー、クランクとカルティバフックを愛用しており、
このフックにも期待していたのですが、ハッキリいってがっかりなフックでした。。

針先は細く鋭いものの、持ちが悪く、数匹釣っただけが先が曲がってしまいました。

特徴的なフロロラインのアイも、使っていく内に折れて曲がり癖がついてしまい、
針が上を向いてくれなくなります。

単価も高いことから2度と買うことはないでしょう。


<総評>

フロントフックに求められる要素としては、フックの”強さ”と”姿勢(立つこと)”でしょうか。

基本、PEライン+張りのあるロッドの組み合わせでの掛けの釣りなので、
フックにはそれ相応の負荷が掛かります。

そのため、ある程度フックに強度がないと簡単に曲がるか折れてしまい、
確実なフッキングが決まりません。

針先・軸の耐久性に順番をつけるとこんな感じになります。(体感)
「エリアフック type-Ⅶ」>「エリアフック type-Ⅱ」>「ラッシュフック」>「エリアフック A-21」
強い←←→→弱い

“姿勢(立つこと)”については、
アイに角度がついているものはクリアしているとして、コスト面も含めて、
軸の太さからフロントフック専用の「エリアフック type-Ⅶ」がベターでしょう。

一種類に絞るなら「エリアフック type-Ⅶ」

使い分けるのならメインに「エリアフック type-Ⅶ」、
食いが浅い時用に細軸の「ラッシュフック」といった具合でしょうか。


サイズ(番手)について

▼推奨サイズ
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バベルに対し、大き過ぎず小さ過ぎない、バベルと同等か収まるくらいのサイズがベスト

サイズが8と10の2種類しか手元にないため、この2種でしか検証できませんでしたが、
推奨サイズは以下の具合になります。

バベル・・・#10 or #12(どちらかと言えば#12)

バベルGT・・・#8(もう少し大きくてもいいかも)

バベルZ・・・#10

上に写真では、バベル:#10、バベルGT:#8、バベルZ:#10をセットしています。
※使用フック:デコイ エリアフック type-Ⅶ フロント


ちなみに

▼各バベルの標準フック
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ノーマルとGTは一般的なスプーン用のフックが標準についています。

それに対し、バベルZの標準フックは、ラッシュフックと同形状で、
サイズが#8くらいとやや大きめですが、そのままフロントにせっとしても十分に使えます。

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