及ばずながら「フィッシングショーOSAKA 2014」のレポートです。
まずは、最大手の「シマノ」と「ダイワ」の2社から。
■SHIMANO
今年の目玉と言えばやっぱりコレでしょう。
「14 NEW ステラ」
さすがはシマノが誇るフラッグシップモデル「ステラ」、
人だかりが絶えることなく、大人気でした。
写真ではダサく見えましたが、実物は思ったほど悪くありません。
ギア類を上部に持っていったため、やや見慣れいない形状、
流線型のデザインになっていますが、その分軽く感じられました。
実際にロッドに取り付けた状態だと、より実感出来そうです。
その他、ベイトリールコーナーも特に「カルカッタ コンクエスト」が人気で、
人だかりが絶えることがありませんでした。
写真はありませんが、「クロナークCI4+」、「14 NEW スコーピオン」も良い感じ。
次にダイワ。
ダイワファンなのでこちらばかり見てました。
■DAIWA
目玉は一応コレなんでしょうか、
「マグシールドベアリング」
やはり『革命』の言うにはあまりにもインパクトに欠けます。
「何が凄いのかいまいちよくわからない」というのが印象でした。
とりあえず新型のモアザンリールなので手に取る人もいましたが、
混み具合からそこまで人気はない感じ。
スピニングとは打って変わって、人気のあったベイトリールコーナー。
「スティーズ リミテッド」はまったく興味がないので触ってません。
「TATULA」も買うつもりでいたので、一応チェックしましたが
特に気になることもなかったのでこのまま夏までには買うでしょう。
気になるUS版との違いは聞くのを忘れていました^^;(汗)
まぁスプールくらいしか変わらないでしょうね。
それより、たぶん「スティーズ リミテッド」と「TATULA」より注目されているであろう、
TD-Zの後継モデル 「SS AIR」と「SS SV」。
まずは、「SS AIR」
カタログの写真ではカッコよく見えましたが、
実物はボディがマットブラック、サイドがブラック(ツヤあり)、
フロントがシルバー(ツヤあり)で光沢感がちぐはぐ。
どことなくアブのレボシリーズっぽく見えました。
ボディとスプールとの隙間にはフィネスリングのようなものが噛ませてありました。
続いて、「SS SV」
カタログの写真では地味でちょっと微妙だった「SS SV」ですが、
実物はAIRとは反対によく纏まっていて無難な感じ。
カラーもカタログ写真よりガンメタ色が強いです。
AIRのメカニカルブレーキノブはクリックありでしたが、
SVはクリックなしのシンプルなノブ。
AIRとは違いドラグノブ、ハンドルノブはザイオンではありません。
「SS AIR」と「SS SV」。
担当の方が「スティーズの廉価版」と言っていたのですが、
「SS」シリーズのボディは「スティーズ」の流用?
自重150グラムとかなり軽く、「アルファス」くらいのサイズだと思っていたのですが、
ちょっと横に広いんですね。
自分の手には微妙に合わないようで、この辺りはちょっとガッカリでした。
また、クラッチの切れが悪く(変に硬い)、ハンドルを回して起こすのが重く感じました。
ちなみに淡水専用なのは、ボディにマグネシウムが使用されているためです。
それとベアリングも錆に強いCRBBではありません。
その他、SLP(スポーツライフプラネッツ)から専用のカスタマイズパーツがあります。
写真は撮っていないので画像はありませんが、見た目は良い感じ。
ただ、価格は高いでしょうね。
ロッドでは最近一番好きなトラウトから、
「プレッソ」と「シルバークリーク」
「プレッソ」は追加モデルだけで、新型は「シルバークリーク」シリーズのみ。
手に持った感じのバランス(重さ)は、
上位のAGS搭載モデルより中位の「PRESSO」の方が良かったです。
AGS搭載のLTDモデルは、下位モデルとの差別化のためか
グリップ回りがゴテゴテし過ぎており、そのせいでグリップだけが重く、
全体的に重量バランスが悪く感じました。
上の写真の右端にチラッと写っているプロトの渓流ベイトフィネスロッド、
「シルバークリーク AGS 52L-B」
AGS搭載、渓流ベイトフィネスロッドの試作品。
まだプロトモデルだからなのか、バットガイドまでシングルフットでした。
他にもロックフィッシュロッドにもAGS搭載モデルが出るようですね。
ただ、ロッドを岩場の上に置くこともあるロックフィッシュ、
渓流ロッドに傷に弱く耐久性の劣るカーボンガイドはダメでしょ。
ここを犠牲にしてまで軽くするほどのメリットがこのジャンルのロッドにあるとは思えません。
最近のダイワは、何でもかんでも上位モデルにAGSを採用し過ぎです。
もう少し適材適所というものがあるでしょう。
安易にAGSばかり搭載するするせいで、それしか取り柄のないような印象を受けます。
余談ですが、実現すれば最軽量になるであろう、
「AGS」+「トルザイト」の気配がまだまだありませんね。
「カーボンガイドなんて造ってんじゃねーよ」という大人の事情なのでしょうか。
Part2は、Fuji(富士工業)とMatagi(釣り工房マタギ)を予定しています。
しばらくはフィッシングショーネタで尺稼ぎといきたいと思います^^;