行って来ました、フィッシングショー大阪 2016」の続き。

各ブースのレポートや、入手したカタログから気になる新製品などを紹介します。



今回、リールやロッドの写真は撮っていませんのでテキスト主体です。



<ダイワ>
20160206-3

真っ先に向かったのはB館、ダイワブース。
(B館に入ったのは偶然ですが)

どこに何があるか分からなかったので
グルっと外周を歩いているとSLPの手提げ袋?を手渡されました。

20160206-26

去年のようなカタログかと思いきや、
ただのキャンペーン告知のチラシが3枚入っていただけ。。



丁度渓流ベイトロッドが目に付いたのでまずはこれから。

シルバークリーク」と「ワイズストリーム」。

安っぽく見えたワイズストリーム 45ULB-3のグリップは、いざ実物を見ると思ったより良い感じ。

できればパックロッドではなくて、テレスコ(振り出し)が良かったです。

ガイドはどちらもトップ側は小口径なんですが、
バット側のガイド2,3個が大きいのが少し気になりました。
(AGSの方は本山さんの影響なのか、シングルフットの小さめなガイドです)



ロッドは渓流ロッドのみ、モアザンやハートランドも触れば良かった。。



ベイトリールは新製品の「スティーズ TW」と「ジリオンSV TW」、
購入予定の「アルファス AIR」をチェック。

ジリオンやはりカッチリしていて良いですね。

買おうと思っているのはΦ36のHLCですが、こちらも触ると欲しくなりました。^^;

「アルファス エア」は基本的にスプールが違うだけでボディは同じなので特にコメントなし。



そしてスピニング。

「16 セルテート」、予想以上に良かったです。(^^)

特に新型のエアローターが秀逸。

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見た感じの違いはあまり分からないものの、前のものより慣性が低く感じられました。

前モデルで巻き始めの重さが気になった2004CHを回してみると、
ノーマルギヤと比べれば当然巻き重りはしますが、
これなら許容できるかなというレベルまでよくなっています。
(個体差の可能性もあり)

型落ちで安く買える「13 セルテート」を狙っていましたが、気が変わってしまいました。

マグシールドベアリングはいりませんが、新型のエアローターは使ってみたい。

スプールのデザインはやはりイマイチなので
よくヤフオクに出品されているボディのみってのもありかも。



買うつもりはありませんが、
売れ筋となりそうなのでチェックしてみたかったエンブレム「EM MS」。

思ったよりチープでした。

画像で何となくは判別できましたが、ハンドルはやはり供回りです。

ドラグ音はリンリンと鳴る如何にもな安物音。
(その点では「15 フリームス」のドラグ音は意外と良かったです)

これならもう少し予算を出してカルディアの方が良さそうですね。



<シマノ>
20160206-4

こちらはリールのみ。

シマノは相変わらず人が多く、
特にリールは混み合っていてなかなか見ることができませんでした。

もちろんダイワも人は多いんですが、その割には意外とすんなり見られます。

それに対しシマノは一人あたりの触る時間、話を聞く時間が長いのか、
なかなか見る・触ることができず、混み具合によっては何が展示されているか分からないレベル…

人混み嫌いとしてはウンザリしてあまり何度も近寄りたくありません。



最低限ベイトを一通りチェックし、
今回特にチェックしたかったのが「NEWヴァンキッシュ」と「ストラディックCI4+」。

触ってみた感想は、もう軽過ぎ。

もはや気持ち悪いレベルの軽さでした。

ここまで軽いとロッドによってはバランスが悪くなりそうです。

期待していたストラCI4+はNEWヴァンキッシュに負けないくらい軽いんですが、
玩具っぽさと安っぽさがあって思ったよりは…な感じでした。

(ダイワ派なので精一杯貶してます)



ついでに気になることがあったので、ダメ元でちょっと聞いてみました。



質問:無印ストラにストラCI4+のマグナムライトローターは着きますか?

答え:付きません。(若干引きつった顔で)



まぁ当然ですよね。^^;(汗)

当たり前ですが仮に付いたとしても公式としてそう答えることはありません。
(改造NGなので)

もう少しそういった要望もあるんだなといった感じで
軽く返してくれるかと思っていましたが、けっこう素っ気ない感じでした。(笑)

カタログに書いてあるようなこと聞いたって面白くないじゃん。。



2社のスピニングをチェックしてみて、インパクトは
NEWヴァンキッシュ>>>>>NEWセルテート でした。

個人的にセルテの新型エアローターには期待していましたが、
総合的にみれば所詮マイナーチェンジレベルなのであまりインパクトはありません。

その点、ヴァンキッシュは凄いの一言です。

各ブースで触った感想としてはイグジストより断然上に感じられました。

ダイワ派としては、(コンセプト丸パクリな)低慣性モデルをここまでやられてしまうと
もはやセルテートくらいしか優れたリールがないように思えてしまいます。



<ヤマガブランクス>
20160206-5

「ブルーカレント」シリーズと、話題のベイトシーバスロッド「バリスティック」をチェック。

中でも一番気になっていたのが、「BlueCurrent 85TZ/NANO All-Range」。

ヤマガブランクス スタッフブログ:「BlueCurrent All-Range 85TZ/NANOの話

所謂”何でもロッド”。

既存の83、91/TZ Long Castはティップもソフトでライトゲームロッドの範疇な印象でしたが、
こちらはもうライトゲーム外なスペックですね。

下は3g程度のジグヘッド、上限は21gなのでエギ3.5号までカバーできてしまいます。
(さすがにエギはしゃくることを考えると3号までが限界でしょう)

アジやメバルといったライトゲームだけなら、これの下限3グラム未満用のロッドが必要不可欠。

個人的に一番気になるコンセプトのロッドですが、
何でもロッドは器用貧乏と紙一重なので用途をよく考えてから購入したいものです。



<スミス>
20160206-15

カタログを買った後、渓流ベイトロッドと少し前に紹介したDシリーズのNEWルアー
「D-コンセプト48MD」と「D-Sライン」を見てきました。

本山さん監修の渓流ベイトロッドは、
徐々に増えてきた渓流ベイトロッドの中でも群を抜いて柔らかい印象です。

ティップは下敷きくらいのペラペラさ。(表現が悪いかな)

軽いルアーでもロッドに乗せやすく、キャストはしやすそうですが、
その分アクションを付けるのには向かないかもしれませんね。

実釣動画でもムチのように撓らせてアクションを加えているのが印象的でした。

ティップやスレッドが蛍光色だったりと、好みが分かれそうなデザインですが、
実用に優れたロッドだと思います。

ルアーの方はというと、
Dコンセプトはイメージ通りでしたが、Sラインはサイズが大きく感じられました。

個人的にスプーンは40mmを超えると大きさが気になってあまり好きではありません。
(ターゲットが30センチ以上ならともかく)



<デコイ(カツイチ)>
20160206-16

デコイのHPは見にくいのでカタログを買いました。

新製品はアジ用のジグヘッド「アジドライブ」が発売されるようです。
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最近、デコイのジグヘッドが安くて良いな思いつつあるので
店頭で見かけたら買ってみたいと思います。



<パズデザイン>

ブース自体は狭い割に人がそれなりにいたので特に何も見ませんでした。
(商品を見に来きたというよりは関係者と喋っている感じでしたね)

このカタログ、買って良かったです。
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メーカーのWebサイトは見にくいので、これまであまり商品を探す気になれませんでした。

ウェットゲーターやウェーディングシューズが新しく発売されるようです。
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その他、新製品というわけではありませんが、けっこういろんなオプションを出しているんですね。
20160206-20

欲しいなと思うものがいくつかありました。



<メイホウ(明邦化学工業)>

ブースはカタログだけ回収して素通りしました。

家に帰ってからカタログを見てみると、ランガンケースの3010サイズが発売されるようです。
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もうね、最初からこのサイズで作っておけよと。。



<Fuji 冨士工業>
20160206-6

今年の新製品、新しい素材のグリップを触ってきました。

winn」とのコラボグリップ
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winnって何? と思って調べてみると、
どうやらゴルフクラブのラバーグリップを製造しているメーカーのようです。

メーカーのホームページをみると良さ気なラバーに思えましたが、
いざ実物を握ってみると普通のラバーにしか感じられず、見た目も安っぽい・・・。

何より耐久性がなさそうなのが心配です。

すぐにボロボロになったり、ネチャネチャになりそうな風合いでした。

これなら後から被せることができる熱収縮のミリオンラバーの方が断然良いです。
(見た目もカッコ良くてダメになったらまた被せ直せます)

今回のNEWグリップ、
サイズ、ラインナップも微妙なものばかりですし、まず買うことはないでしょう。



<釣り工房マタギ>

ブースの方は、いつも通り塗装されたリールシートと、新製品、各種チェックの展示のみ。

完全に業者向けなのか、相変わらず接客する気ゼロでした。。

カタログを回収してすぐに移動。
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新製品はグリップとデコレーションリングくらい。
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あと、従来のハイブリッドアーバーの密度を上げ、感度アップを図った
「スーパーハイブリッドアーバー 濃密超好感度」という商品が新たに発売されます。
(カタログではスー”バ”ーとありますが誤植でしょう)

マタギオリジナルのブランク「T-Russell」シリーズのみ、
ベンディングカーブが掲載されるようになりました。
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以上、フィッシングショー関連のレポートは終わりです。

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