思ったより早くダイワから公式に「18 フリームス」が発表されました。
(てっきりフィッシングショー特設サイトに合わせて発表されるものとばかり)
新基準『LT』 軽量&タフコンセプトで一新されたNEWフリームス。
一時は変わってしまったダイワらしい軽量路線が復活!
<1/13 更新>
後々判明した情報を追記しました。
DAIWA 18 FREAMS フリームス
小型スピニングリール新時代をリードするLTモデル!
最先端のフィッシングシーンを牽引すべく、ゼロから生まれた全く新しいフリームス。小型スピニングリール新時代のスタンダードとなるべく開発されたこのリールは、前作を遥かに凌ぐ軽量化を実現。エンジンにはタフデジギヤを搭載しファイトをサポート。また、ロングキャストABSスプールによる飛距離の向上とトラブルレス性能が大幅に向上。基本性能の大きな進化が、アングラーにより快適な釣りを約束。THE NEW STANDARD、それがFREAMS。
名称は「フリームスLT」になるのかと思いきや、従来通り「フリームス」のままのようです。
関連動画:2018年ソルトウォーターNEWアイテム先行公開!!
新基準『LT』LIGHT TOUGH 軽量&タフコンセプト
ボディ、スプール、ハンドルといった細部までの徹底した軽量化へのこだわり。リールの心臓部となるギア、そしてそれを包み込むボディのマテリアルをよりタフなものへと進化させ生まれたダイワ小型スピニングの新基準、それがLT。
DAIWA : LT(LIGHT TOUGH) – Web site
新基準 『LT(L=LIGHT T=TOUGH)』による軽量&タフコンセプトで一新されたNEWフリームス。
新技術など大幅な改良もありますが、”番手表記の変更” という意味合いも含んでいます。
簡潔にいうと番手表記がシマノっぽくなりました。
こちらについてはまた別記事にて触れたいと思います。
採用テクノロジー、新技術
今回のモデルチェンジで新たに採用される新技術は、今のところ※「ロングキャストABSスプール」、「タフデジギヤ」の2点。
※現時点で製品ページは未完成なようなので随時更新されていくことでしょう。
「ロングキャストABSスプール」については、大径化されたドラグノブと合わせてシマノを意識しているのは明白。
(まぁそのアレです、 所謂パクリ…)
形状の変更以外にも軽量化されているとか。
従来のリールとの互換性も気になるところです。(ドラグノブとセットで互換性あり?)
タフコンセプトの要 「タフデジギヤ」についてはギヤの歯面を大型化したとのこと。
その他、定番どころの「マグシールド」、「ATD」、「エアローター」以外に判明しているものは以下の通り。
・パーフェクトラインストッパー
・ねじ込み式ハンドル
・最大ドラグ力の向上
ボディは「セオリー」のボディが流用されるものかと思いきや、どうも新形状のようです。
ボディ材質は、ZAION? DS4?DS5製。
LTの説明文に「ボディのマテリアルをよりタフなものへ」とあるので新材質の可能性も。
少なくともローターはザイオンではなくDS5でしょう。
DS5より厚みのある(若干重い)DS4製エアローターとなっています。
ハンドルはセオリーに採用された細軸の軽量ハンドルと思われます。
これまでのダイワを考えるとさすがに無理だと思われた「ねじ込み式」を採用したのは喜ばしいところ。
個人的に気になるのが謎のドラグ力アップ。
従来リールに比べてほぼ倍の数値となっています。
何をすればこうなるのやら。
正直言ってSW用の大型リール以外では誰も望んでいないのでは?
滑り出しが悪くなったり、調整幅が狭くなったりしないかが不安材料ですね。
メタルボディから強化樹脂系ボディへ 前モデルからの変更点
従来路線から外れた謎のメタルボディ採用で不評だった前モデル 「15 フリームス」からの変更点を比較してみます。
せっかくなので更に前のモデル「11 フリームス」も交えてまとめてみました。
2500番比較 | 11 フリームス | 15 フリームス | 18 フリームス |
ボディ素材 | ZAION | スーパーメタル | DS5 |
重量 | 240g | 265g | 205g |
BB数 | 4/1 | 4/1 | 5/1 |
本体価格 | 15,800円 | 16,300円 | 16,800円 |
メタルボディで重かった「15 フリームス」はもちろんのこと、ZAIONボディの「11 フリームス」からみてもかなり軽量化されたことが分かります。
ベアリング数が1個増加しているのもポイント。
供回り式からねじ込み式ハンドルの採用が大きな進化と言えます。
18 フリームス LTのまとめ
フルモデルチェンジされた「18 フリームス」のまとめ。
・軽量化(2004番:190g、2500番:205g)
・スプール周り、ボディが一新
・ねじ込み式ハンドル採用
・最大ドラグ力が倍増
発売は2018年1月予定。
ラインナップ(1000~6000)の詳細は製品ページをご覧ください。
軽量でねじ込み式ハンドルを採用、それでいて実売1万円そこそこ。
思い出されるのはスペックは良いものの、見た目が地味すぎて好きになれなかったシマノの「12 アルテグラ」。
「17 アルテグラ」へのモデルチェンジでは盛大にユーザーの期待を裏切り失望させたのは記憶に新しいところ。
この「18 フリームス」は完全にそのポジションを喰っています。
これはエントリーモデルの覇権となりそうな予感。
<1/18 追記>
購入&Fインプレをアップ。
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