ダイワ新製品情報。
今回はシーバスロッド。
ラテオのブランクをそのまま転用していると思われるエントリーロッド 「レイジー」シリーズが発売されます。
スピニング16機種にベイトモデルが1機種の計17種。
スピニングの内4機種はテレスコのパックロッドとなっています。
DAIWA – Lazy レイジー スピニング/ベイトモデル
<スピニングモデル>
気張らずに、楽しい水辺の時間を。LAZYでシーバス体感。
軽量・高感度なブランクを搭載しつつも、コスメを最低限に留めたことによって高いコストパフォーマンスを実現したシーバスロッド。飾り気を廃したことで、上位機種に匹敵する軽さを実現。ネジレに強いX45構造を搭載する高品質なブランクが、ルアーをしっかりと遠くに飛ばし、ルアーのアクションをしっかりと伝達する。ガイドは糸がらみしにくいKタイプ。シーバス用ルアーロッドの定番となっているVSSリールシートと手元でさりげなく煌くコスメによって、あらゆるリールともデザインがマッチ。楽しく奥深いシーバスフィッシングの世界へようこそ。
DAIWA : レイジー(スピニング モデル) – Web site
<ベイトキャスティングモデル>
ベイトシーバスのエントリーモデル。
■89MLB
港湾部の中規模運河から、河川の河口部、漁港などで幅広く活躍するベイトモデル。8~12cm前後のミノー、バイブレーションを精度よくキャストできるのはもちろん、流れにルアーを流していくドリフトにも最適。ベイトリールと相性抜群の強いバットにより、大物もしっかりと寄せる。反発力を最適に設定したことで、バックラッシュを大幅に解消。
DAIWA : レイジー(ベイトキャスティング モデル) – Web site
特徴/採用テクノロジー
最大の特徴は何と言ってもそのブランク。
「高密度HVFカーボン」&「X45」を採用している「13 ラテオ」のブランク(マンドレル?)と同じものと思われます。
最近は他ジャンルのロッドも含め、一つ上位のブランクがそのまま下位モデルに使われているとしか思えないものが増えてきました。
落とし所はガイドリング。
※トップガイドはステンレスフレームのSiCリング仕様です。
ラテオはオールSiCリングガイドでしたが、このレイジーはトップガイドのみSiCリングという今時珍しい仕様。
それ以外はアルコナイトリングとなります。
それ以外はアルコナイトリングでしょうか。
さすがにハードガイドということはないと思いたいですが、記載のないところをみるとハードガイドの可能性も捨てきれません。
その他、ラテオとの違いですが、リールシートがダイワオリジナルからFuji VSSシートへ。
ベイトモデルはACSからECSへ変更となっています。
ラインナップ
スピニング16機種にベイトモデルが1機種の計17種。
スピニングの内4機種はテレスコのパックロッドとなっています。
ラテオにあった「86LL-S」はありませんが、代わりにラテオにはない「76ML」、「96MH」がラインナップ入り。
「76ML」は最近のシーバスロッドではほとんど見かけなくなったショートレングス。
小河川では地味に使い勝手の良いレングスなのでちょっと気になります。
▼参考価格(本体価格)
86ML・・・20,300円(23,500円)
89MLB・・・20,500円(28,000円)
()内はラテオの同品番価格。
スピニングモデルの方は3,000円ほどですが、ベイトモデルはかなりの値下げとなっています。
(誤植でなければ良いのですが)
コメント
リールに続き、今度はルアー名がそのままロッドに。^^;
ラテオの下位互換、もしくは代わりになるロッドだと思われます。
採用リングガイドがちょっと怪しいですが、実績のあるブランクは申し分ありません。
これが普及し始め、常時4割引で買えるようになってからが本番ですね。
さて、気になるのは次期的にそろそろモデルチェンジがされるであろう「13 ラテオ」。
自身も所有しており、評判の良いロッドだけにモデルチェンジが期待されますが、価格帯を考えるとこれといって進化させるところが見つかりません。
価格帯が違いますが、「エメラルダスMX」のモデルチェンジの際に採用された「HVFナノプラス」の採用が見込みあり?
そうなるとさすがに値上げになると思われますが、それ以外にこれといって可能性のある技術がありません。
「AGS」はさすがにないと思いたいですが、これも広く採用されるようになったのでどうなるか気になるところです。
<追記>
フィッシングショーで見て来ました。
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