ダイワ 「18 カルディア LT6000D」
Fインプレに続き今度はフルベアリング化です。
スプール内・受けに1BBずつ、ラインローラーに1つ追加、ハンドルノブに2BBの計5BB追加可能。
基本的には前回紹介した1000S-Pの内容と同じですが、一部ベアリングのサイズが異なります。
関連記事：ダイワ 18 カルディア LT1000S-P フルベアリング改造 11BB
必要な部品・リール部品
＜ベアリング＞
▼スプール内用
外径11mm x 内径7mm x 幅2.5mm
→ NMB DDL-1170
▼スプール受け用
外径12mm x 内径8mm x 幅2.5mm
→ NMB DDL-1280
▼ラインローラー用
外径7mm x 内径4mm x 幅2mm
→ NMB DDL-740
▼ハンドルノブ用
外径7mm x 内径4mm x 幅2.5mm 2個
→ NMB DDL-740ZZ
＜リール部品（ラインローラー用）＞
参考：14 カルディア 4000
No.33 部品名：ローラーカラー(A) 部品コード：110011 価格：200円
No.34 部品名：ローラーパッキン 部品コード：185136 価格：300円
No.36 部品名：ローラーカラー(B) 部品コード：110010 価格：200円
各1個、計：700円
スプール内部へのベアリング追加
まずはスプール内部への追加方法から。
ストッパー（ドラグリング）を外し、内部のワッシャー類を抜き取ります。
この時、ドラグワッシャーにゴミが付かないように注意。
内部に見えている白いカラーをBB（DDL-1170）と交換します。
あとは抜き取ったワッシャー類を元に戻して終了。
メインシャフト スプール軸・受けへのベアリング追加
次はメインシャフト、スプール軸への追加方法。
スプールメタルを取り外すのにイモネジを外す必要があるため、別途0.89mmの六角棒レンチが必要です。
そのままではスプール調整ワッシャーが干渉してしまうため、イモネジが完全に露出するよう上部にずらしてイモネジを外します。
あとはスプールメタル下の銀色のアルミカラーをBB（DDL-1280）に交換します。
ラインローラーへのベアリング追加
ラインローラー部への追加は1000番での追加方法と同じなのでそちらを参照のこと。
関連記事：ダイワ 18 カルディア LT1000S-P フルベアリング改造 11BB
ハンドルノブ内へのベアリング追加
最後にハンドルノブ内への追加方法を紹介します。
ラウンドノブのキャップの取り外しですが、写真のような2ヶ所突起がついたツールを使って回して外すようになっています。
この手のツールは大抵リールに付属するものですが、カルディアにはどうやら付属していないようなので、オプションのノブに付属していたものを使いました。
もちろん専用のものではなく、キャップの穴に嵌まる適当な丸い棒を2本使っても外すことが可能です。
キャップを外せば通常のノブと同じ。
2つの黒いカラーをBB（DDL-740ZZ）に交換します。
ガタツキの具合をみて、シム調整を行いましょう。
18 カルディア LT6000D フルベアリング 11BB仕様
これで「18 カルディア LT6000D」のフルベアリング化は完了。
大型サイズとなる6000番は一部ベアリングサイズが大きくなるものの、基本的には他の番手と変わりありません。
想定される用途（ジギング）から、ベアリングの追加はドラグ周りの2ヶ所だけでも良いでしょう。
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