一通りチェックし終えた「18 カルディア」。
購入時からやろうと考えていたローターの交換をいよいよ実行しようと思います。
「18 カルディア LT1000S-P」に「17 セオリー 2004H」のZAION製エアローターを移植。
DS5製とZAION製エアローターを比較
“軽さ” を謳っているエアローターには、材質別にZAION・DS5・DS4の3種類、更に形状にいくつかのバリエーションがあります。
今回ローターを交換する「17 セオリー」はZAION製エアローター、「18 カルディア」はDS5製エアローターを採用しています。
セオリーが採用しているZAION製エアローターは、エアローターの中で上から3番目といったところ。(軽い順)
1,2番は「18 イグジスト」と「16 セルテート」のZAION製エアローターになります。
ローターを交換する前にDS5製のものとZAION製エアローターにどれほどの差があるのか比較してみました。
左がZAION製で右がDS5製エアローターになります。
ご覧の通り、ローターのアーチ部分の厚み、肉抜き具合が異なります。
注)手前がZAION製
ローターの重量はZAION製が32.4g、DS5製が38.6g。(共に1000-2000番サイズ)
重さにして6グラムもの差があります。
レスポンス(巻き始めの軽さ)に影響するには十分な重さです。
17 セオリーと18 カルディアのエアローターを交換
それではいよいよ交換作業に移ります。
難しいことはなく、それぞれのローターを外して交換するのみ。
ローターのサイズさえ同じなら、加工を必要とせずポン付けで交換可能です。
注意点としては、セオリーとカルディアではローターナットが異なるのでナットまで交換しないように。
(というか付きません)
交換するのはローターだけです。
ZAION製にアップグレードされた「18 カルディア」
エアローターの交換完了。
「18 カルディア」の標準エアローターのカラーがZAIONっぽいのでぱっと見た感じでは分かりません。
■ ZAION製にアップグレードされた「18 カルディア」
DS5製からZAION製エアローターに進化。
回転レスポンスが向上し、重量も6グラム減。
糸フケを取る釣りなど、ライトゲーム全般に活躍してくれそうです。
■ DS5製にダウングレードされた「17 セオリー」
ZAION製からDS5製エアローターに退化。
若干重くなりデチューンとなってしまいましたが、主な用途が渓流なのであまり影響はありません。