木陰などで薄暗いシーンが多い渓流では、暗いグレー系の偏光グラスでは明るさを確保できず役に立たないことが多いです。
渓流に適した明るいレンズカラーの偏光グラスは高価で、その相場は最低でも2万円から。
この度、明るいレンズカラーの安価な偏光グラスを入手できたので渓流で使えるか試してみました。
ラパラ 偏光サングラス ヴィジョンシステム #NY RVS54MB
RVS-54MB
ラバーノーズパットと顔を包み込むフレームで高いフィット感。
マットブラックのフレームに、日差しを遮りつつ手元も見やすいグラデーションレンズ2種と、夜間・曇天・雨天などローライト時に効果的なライトイエローレンズを合わせた3タイプ。
状況に応じてシステマチックに使い分け!セミハードケース&レンズクロス付き
NY:ライトイエロー・・・ローライト時に効果的
定価4,000円ほどの安価な偏光グラス
こちらの偏光グラスは定価4,000円ほどのところ、Amazonで1,500円まで値下がっていたところを購入しました。
定価でも十分に安価な部類の偏光レンズです。
明るいライトイエローレンズ
<透過率>
可視光線透過率:75%
紫外線透過率:1.0%
安価な偏光グラスはグレー系のレンズカラーがほとんどですが、こちらは明るいライトイエローレンズ。
ちょっと色がキツイような気もしますが、少なくともグレー系のレンズよりは明るさを確保できるはず。
【インプレ】 イーズグリーンと使用感を比較
実際に渓流で試してきました。
普段使っているタレックスの「イーズグリーン」レンズを使用した偏光グラス(2万円)と比較し、使用感をレポート。
イーズグリーンレンズと見え方を比較
適当な渓相を撮影してそれぞれのレンズの見え方を比較してみました。
撮影場所が悪く、肝心の偏光性能(水面のギラツキカット)が分かりにくくなっています。
まずは何もなし。
カメラのレンズに偏光グラスを当てて撮影したものがこちら。
▼ラパラ ヴィジョンシステム ライトイエロー
全体的にイエローがきつく、自然な色とほど遠いです。
肝心の偏光具合も今ひとつな気が…。
▼タレックスレンズ イーズグリーン
さすがはタレックスレンズ。
自然な見え方で水面のギラツキもカットされています。
使用感はイマイチ イエローが強すぎ
お試しで買ってみた安価な偏光グラス。
安物には珍しいライトイエローというレンズが気になって試してみましたが、やはり渓流には使えませんでした。
イエロー補正が強すぎて自然に見えないのが一番厳しいです。
渓流にはやはりイーズグリーン
やはり渓流にはタレックスのイーズグリーンがベスト。
薄暗いシーンでも一定の明るさを確保しつつ、雑光をカットしてくれます。
自然に見え、緑が映えるのも大きなポイント。
2万円の価値は十二分にありますね。