携行性に優れたテレスコピック(振り出し式)渓流ベイトフィネスロッド、
ジャクソン 「カワセミラプソディー TULC-434L」のファーストインプレッション。
※ロッド、リール共に兄のもので自分のものではありません。。
■ジャクソン カワセミラプソディー TULC-434L
<スペック>
長さ:4ft.3inc
継数:4本(テレスコピック)
ルアーウェイト:2-6g
ライン:2.5-5lb
パワー:ライト
それではいつものように各部詳細とインプレッション。
<グリップ>
まずはグリップ周り。
リールシートは、スケルトンシート 「SKTS」。
ナットはKDPS(KNフード)を用いたフォアグリップレスデザイン。
ベイトのスケルトンシートにあまり良い印象を持っていませんでしたが、
これはそこまで悪くなく、意外としっくりきました。
リールはアルデバランなどのロープロ系のコンパクトなリールが相性が良いと思います。
リヤグリップの長さは、リールシート後端から約103mm。
写真を撮り忘れてしまいましたが、バットエンドにはカワセミのロゴがあります。
実際にツーフィンガーで握ってみたところ。
<ガイド>
ステンレスフレームSiCガイド。
Kガイドを用いたマイクロガイドセッティングです。
振り出し式ですが、ガイドはすべて振り出し用のガイドではなく、
一般的なスレッドで留めるタイプのガイドを採用しています。
使用ガイド、リングサイズは以下の通りです。
LGST 4
KTSG 4 3個 内2個 遊動
KTSG(or KBSG) 5 遊動
LNSG 6
計6個
6個中3個が固定で残りの3個が遊動式になっています。
(遊動式のガイドはカーボンパイプにガイドが固定されています)
トップガイドは少しでも仕舞を短くするためなのか、
接着剤のみでスレッド、コーティングはされていません。
リングサイズが4と小さめなのでPEラインを使用した場合のノットの抜けが心配です。
ティップ側はちょっと曲がっただけでラインがブランクに接触してしまいますが、
まぁ渓流での使用なら問題ないかと。
テレスコを性質を活かせばなんちゃってスパイラルガイドセッティングにもできます。(笑)
ただし、ガイドがズレる、変な負荷が掛かるので実釣はやめたほうがいいでしょう。
<重量>
自重:66g
<仕舞>
仕舞寸法:435mm
コンパクトに仕舞えます。
振り出し竿によくついているトップカバーがあれば尚良かったのですが残念ながらありません。
<付属ケース>
付属のケース。
中にはロッドを保護するスポンジが接着剤で貼ってあります。
(ちょっと適当に貼ってある感があり、一部簡単に剥がれてしまいました)
リールを着けた状態では収納できません。
<ファーストインプレッション>
最初に断っておきますが、実釣では使用しておりません。
リールを着けて適当に振ってみた感想になります。
アクションの印象としては、全体的に張りがあり、硬めの印象。
あまりしならないので軽いルアーには向かず、
ヘビーシンキングミノー用と割り切った方がいいかもしれません。
テーパーはファーストテーパーなのでアクションはつけやすそうです。
肝心?のテレスコですが、やはり折れそうで怖いですね。
特にティップの方は縮める際にポキっといっちゃいそうです。。
その他、ロッド云々より気を遣って欲しかったのが収納ケース。
(ロッドはテレスコの時点である程度性能はお察しです)
せっかくの携行性が売りのテレスコなんですから
リールを着けた状態で収納できる、
ショルダーストラップを取り付けられるようなD管を付けるなど、
もう一工夫欲しいところです。
今のところ(2014年5月時点)、唯一のテレスコ渓流ベイトロッド。
パックロッドとは違い一つにまとめられるので、
少しでも身軽にしたい源流釣りにはかなり便利なロッドだと思います。
<追記>
5/16 実際に使ってみました。
詳細記事:「渓流ベイトで源流ルアーフィッシング」
Lだけあってやや硬いですが、レングスは源流にちょうど良かったです。
6/28 折れました。
詳細記事:「テレスコベイト 折れる・・・」
シーズン中で使えないと困るので応急処置。
7/8 また折れました。。
詳細記事:「源流・渓流ルアー釣行 新規エリア開拓」
今度はメーカー修理に出しました。
(免責価格:10,000円)
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