渓流釣り用に初めて購入した、下野 「420D チェストハイウェーダーNS」のインプレです。
■下野(しもつけ) 420D チェストハイウェーダーNS
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・衝撃吸収パッド採用
・背当てパット、ヒップパット内臓
・肩ベルトにネオプレーンパット導入
・ピン付フエルト搭載
素 材:420デニールナイロンオックス
ソール:フェルトスパイク
サイズ展開:S,M,L,LL
希望小売価格:9,500円
初のウェーダーということで、
・安い(1万円以下)
・藪こぎをしたいので厚手の420デニール(通常の安いナイロンウェーダーは70D)
・チェストハイ
の条件の下、このウェーダーを購入しました。(実売6,500円ほど)
同じようなスペックのダイワ 「パワーウェーダー PW-4203R」(実売1万円)と迷いましたが、
ちょっとケチってこちらに。
420Dナイロンのウェーダーで名のあるメーカー品だとたぶんコレが最安値かと。
全体
前面ポケット
ちょうど鳩尾からお腹あたりにくるポケット。
だいたいのウェーダーについていますが、ほとんど使っていません。
ベストやらバッグがあるので、ないよりはあった方がいいかなくらいなものです。
ブーツの踵には脱ぎやすいようキックオフ構造になっています。
これもウェーダーの標準的な装備。
膝&すねパット
それでなくとも厚い420デニールナイロンの上から更にパッドが被せてあります。
一番傷つき易い面なので補強ということでしょうが、
余計な縫い目が増えたせいで浸水リスクが向上しているような・・・。
ソール部
写真は1シーズン使用後のものです。(未使用の状態で写真を撮っていたつもりが行方不明に)
スパイクは削れてしまっていますが、「|」型のものではなくて、
「凸」型のピンが仕込まれています。
「|」型と違って「凸」型のピンは先端が削れてしまうと効果がないばかりか、
フェルトの接地の妨げとなり、はっきりいって邪魔なだけです。
その他、1シーズンの使用でソールの一部が剥離。
肩ベルトの留め具が破損。
一部穴が開いたのか、裂けたのか水が入るようになってしまいました。
<インプレ>
サクラマスやカープ(鯉)、渓流でのヤマメ、源流のイワナと
幅広い流域で1シーズン使った感想としては、まぁ価格なりだなと。。(汗)
正直なところケチってこちらを買わず、
もう3,4千円ほど足して素直にダイワのパワーウェーダーにしておけば良かったと後悔しています。
兄がダイワのパワーウェーダーを使っているので比較してみると、
パワーウェーダーは内側がメッシュになっていて湿気ても幾分か快適そうです。
また、パワーウェーダーがフェルト、こちらがフェルトスパイクのせいか、
パワーウェーダーに比べてブーツ部が重いです。
造りにしても価格なりの差が感じられました。
パワーウェーダーとの比較は終わりにして、
厚手のナイロンウェーダーとしての使い心地ですが、
厚手を選んだだけの甲斐はありました。
藪こぎを想定して厚手を選んだわけですが、
実際に釣りをしてみると予想以上に藪こぎを強いられる場面があり、
草の種類(棘の有無)や量を気にせず強引に進めます。
イバラなど、刺だらけの植物がけっこう生えていて、
これを薄手のナイロンや高い透湿素材のウェーダーで藪こぎするのは気が引けますから。
ウェーダー内のムレ具合については、やはりムレますね。
7月以降となると履きたくないです。
特に源流など移動時間が長いともうウェーダー内はビチョビチョで、後々乾かすのが大変です。
(こういう条件では透湿素材でも同じようなものらしいです)
初のウェーダーとして不満が多く残ったものの、その分勉強にはなりました。
次は同じ420Dナイロンでもう少しちゃんとしたものと、
いずれは透湿素材のストッキングタイプも試してみたいものです。
■ナチュラム