買ってしまいました。^^;
前から気になっていたシマノ 「ゾディアス 176MH-G」。
関連記事:密かに気になる シマノ ゾディアス グラスコンポジットシリーズ
エントリークラスのロッドなのでそれほど高くなく、実売は15,000円前後。
溜まっていた楽天ポイントを使って一万円切りました。
この価格でグラスコンポジットなんて特殊なロッドが買えるなんて、、
シマノは妙にこのモデルに力を入れていますね。
シマノ ゾディアス グラスコンポジットシリーズ 176MH-G
解説
ハードベイト専用 グラスコンポジット SERIES
176MH-G
10~40gクラスの中~大型ハードプラグにも対応。
4~6mレンジを潜行する水抵抗の大きなディープクランクや、
負荷が大きいビッグプラグも使いこなせます。
7’6”というロングレングスならではの遠投性能も魅力。
スペック
■ハイパワーX
■ファイティンググリップType-R(CI4+)
■セミマイクロガイド仕様
■ステンレスフレーム SiCトップガイド、
ステンレスフレーム アルコナイトリングガイド(トップ以外)
標準全長:7’6″ 2.29m
継数:2本(グリップジョイント)
仕舞寸法:191.0cm
標準自重:157g
先径:2.8mm
元径:17.5mm
ルアーウエイト:10-42g
ライン:10-20lb
グリップ長:323mm
テーパー:R(レギュラーテーパー)
カーボン含有率:43.9%
メーカー希望価格:19,800円
メーカー製品ページはこちら
外観、各部特徴
外観や、グリップ、ガイドを見ていきます。
ゾディアスシリーズ共通のブラック基調にレッドのアクセント。
いかにも巻いてますって感じの「ハイパワーX」が施されたブランクがカッコいいです。
<重量>
自重:160.8g(実測値)
ブランク:81.3g、グリップ:79.6g
まぁ軽くはないです。
それでもグラス(コンポジット)ロッドとしては重くもないのではないでしょうか。
こういうロッドなので先重り感は避けられません。
▼グリップジョイント式ワン&ハーフ
7’6”という(バスロッドとしては)ロングレングスなのでワンピースではあまりにも不便。
かといってセンターカットだとアクションが~ということになるので、
アクションを殺さないグリップジョイントが採用されています。
仕舞は約190センチ、グリップ部分(約45センチ)のみの短縮ですが、
これだけでもだいぶ持ち運びが楽になります。
ちなみにグリップジョイント式ワン&ハーフと書いていますが、
グリップジョイント(グリップ脱着)とワン&ハーフとは別物のようです。
グリップジョイント≠ワン&ハーフ?
<グリップ>
EVA製のセパレートグリップ。
▼ファイティンググリップType-R(CI4+)
シマノオリジナルのリールシート。
CI4+製なので軽量なようです。
他のゾディアスシリーズと大きさが異なります。(後述)
▼リアグリップ
長めのリヤグリップ。
エンドキャップはありません。
<ガイド>
ガイドは、ゾディアスシリーズ共通の
トップ:ステンレスフレームSiCガイド
トップ以外:ステンレスフレームアルコナイトリングガイド
形状、リングサイズは、
トップ:MN 5
ティップ:KT 5.5 *4
ベリー:LN 6,7
バット:LN 8,10
ガイド総数:計9個
リングサイズはセミマイクロガイド仕様ということで小口径です。
トップMN、ティップはKガイドなのでPEラインも問題なく使えそうですね。
アルコナイトリングなのでPEラインの使用に不安を感じますが、
一番負荷の掛かるトップは熱伝導率の高いSiCなので大丈夫でしょう。
<付属品>
ものすごく安っぽいロッドベルトが2本付きます。
ゾディアス 1610MHと比較
手元にある(自分のものではない)同ゾディアス 1610MHと比較してみました。
上:1610MH、下:176MH-G
特性の異なるロッドではありますが、同じMH(ミディアムヘビー)
関連記事:シマノ ゾディアス バーサタイルモデル 1610MH-2 Fインプレ
▼リールシート
同じファイティンググリップType-R(CI4+)ですが、
この176MH-Gは専用設計らしく、通常のゾディアスシリーズより大きめに造られています。
ご覧の通り、太さ、幅が大きくなっています。
▼グリップ長
レングスが異なるので当然ですが、「176MH-G」が断然長いです。
肘を超える、ダブルハンドグリップです。
バスロッドとしてはほとんど見かけないグリップ長でしょう。
▼バット径
▼ティップ径
同じMHといえど、特性が異なるのでティップ、バット共に全然違います。
ファースト・インプレッション
これは本当にバスフィッシングに使うロッドなのか? ^^;(汗)
まともにバス釣りをしたことがないのでよく分かりませんが、かなりニッチなことは確か。
レングス、パワーから日本国内で使う機会はかなり限られそうな代物です。
今回このロッドを購入した用途は、ベイトシーバス用。
ビッグベイトの使用を視野に入れ、
バイブレーションや比較的重量のあるミノーまで扱おうと思っています。
要するに、「ビッグベイトは使いたいけど、汎用性は捨てたくない」。
ビッグベイト専用ロッドというのは、”棒”とまで言われるほど基本とにかく硬いものです。
(そりゃ2ozや4ozなんて桁違いな重さのルアーを扱うわけですから当然と言えば当然か)
基本よく曲がるシーバスロッドと比較すると相当なものです。
昨年だったかビッグベイト用のシーバスロッドとして、
ダイワから「モアザン 73HB・W」というロッドが発売されましたが、
一時期?ヤフオクで可哀想なくらいたらい回しにされていました。^^;(笑)
この硬さを受け入れられない、ビッグベイトで釣れる気がしない、
そんな理由ですぐに手放した方が多かったのでしょう。
・リーズナブルなゾディアスシリーズ
・MHといえどそこまで硬くなさそうなグラスコンポジット
「ビッグベイトは使いたいけど他のルアーも扱いたい」、そんな方に良さそうなロッドです。
参考までに、ジョイクロ178F(約56g)を吊るしてみました。
このロッドのキャストウェイトは42グラムまでですが、
ビッグベイトはフルキャストするものではないので十分投げられそうです。
あとは実釣あるのみ。
■ナチュラム