前回のFインプレではお伝えしきれなかった「17 セオリー」の細部をみていきます。
▼これまでのインプレ記事
・ダイワ 17 セオリー 2004H Fインプレ 前編 付属品と外観
・ダイワ 17 セオリー 2004H Fインプレ 後編 各部特徴と重量
今回も画像が多く長めなので前半・後半の2記事に分けます。
前半はスプール周り。
ドラグノブ~マグシールド部までをチェックします。
17 セオリーの細部をチェック スプール周り
まずはドラグ・スプール周りから。
多少デザインは異なりますが、「15 イグジスト」と同じタイプのドラグノブを採用しています。
同じタイプと言ってもグレードが違うので、ドラブノブ内部の部品も違うと思われます。
ちなみにドラグノブの自重は6.5グラムでした。
ドラグノブに関連して、メインシャフトも「15 イグジスト」と同じ長いタイプに。
メインシャフトを伸長することによって、ドラグノブのグラつきがより抑えられ、ドラグの挙動を安定させる働きがあるようです。
その他、スプール受けが樹脂カラーなので、ここをBBに置き換えられます。
関連記事:ダイワ 17 セオリー フルベアリング化 前半 スプール内・受け
続いて、エアスプール並に軽量なアルミスプール。
ブランキングの穴から内部が見えており、スプール受け部に水が直撃しそうですが、スプール内部にカバーがあるため、一応直接は当たらないようになっています。(下の写真参照)
が、精神衛生上あまりよろしくありませんね。
穴を開けるなら従来のように下部に開けてほしいものです。
スプール内部はお約束の樹脂カラー。
ここもBBに置き換えられます。
関連記事:ダイワ 17 セオリー フルベアリング化 前半 スプール内・受け
▼07 ルビアスのエアスプールと比較
ABS樹脂にメッキを施したエアスプール。
更にエアスプールのスプールエッジにはIP(イオンプレーティング)というメッキ処理が施されています。
対してセオリーのスプールはオール金属。
エッジを含めて、特にコーティングなどはされていないようです。
全体的に端が角ばっているため、傷が付いた場合はラインへの影響が大きそうです。
このスプールに限った話ではありませんが、スプール(特にエッジ)に傷が入らないよう取り扱いには注意しましょう。
重量では若干セオリーのアルミスプールが劣っていますが、金属のため甲高いドラグ音が鳴ります。
その他、「15 イグジスト」発売時に騒がれたスプールエッジの段差はないのでご心配なく。
(そもそも軽量アルミスプールといってもイグジストとは製法が異なります)
ZAION製エアローターのラインローラーは1BB仕様。
いつもの方法で2BB化が可能です。
関連記事:ダイワ 17 セオリー フルベアリング化 後半 ノブ・ラインローラー
次はリール本体のシャフト周り。
ローターナットはルビアス以上に採用されているBB内蔵型。
マグシールドの印字部はシールです。
補強らしい接着剤が何とも言えないやっつけさ。
▼14 カルディアと比較
マグシールド周りはカルディアの方が見た目・質感が良いですね。
外周だけでなく、マグシールドのカバー部(プレート)も異なります。
前半はここまで。
後半はボディ周りをみていきます。
後半:ダイワ 17 セオリーの細部をチェック 後半 ボディ周り
【17新製品】ダイワ 17 セオリー 2004(30500)【即納可能】 |