neo STYLE(ネオスタイル) 縦釣り専用ロッド “バチプロ” ことEMT 「バーティカルプロ 48 Mini」のファースト・インプレッション。

自分用に購入した「ゴールド」は未使用ですが、「ブラック」では実釣済みなので簡単にレビューしておきます。

関連記事:【縦釣り】 あのロッドを購入



縦釣り専用ロッド EMT バーティカルプロ 48 mini

縦釣り専用ロッド 「Vertical PRO」の廉価版 「48 Mini」。

理想的な取り回しができる4.8ft
ショートレングスでもVertical PROのDNAをしっかりと継承し、超軽量・超高感度はもちろん、ショートロッドならではの軽快な操作性で魚のファイトにもフレキシブルに対応。
女性やお子様にも手軽に楽しめ、新感覚でトーナメンターも魅了。
エリアトラウトだけでなく、様々な釣りに対応でき無限の可能性を秘めたスペシャルなロッドです。

<スペック>
length(ft):4’8″
lure:0.1-4g
line:1-6lb
Price:¥12,800

出典:この感度が釣を変える – Vertical Pro – EMT



バチプロの特徴

バチプロの細部・特徴を紹介します。



<グリップ>

バチプロ最大の特徴がグリップ。

一般的なリールシートを用いず、グリップに直接リールを取り付ける「ヌードグリップシステム」を採用しています。

余分な部品を取り除き、直接ブランクに触れられることで高感度を実現しているとのこと。

リールはテニスラケットに使用されるようなグリップテープで固定します。

関連記事:【バチプロ】 EMT バーティカルプロ リールの取り付け方



<プランク>

ヌードグリップに関連して特徴的なのがブランク。

一般的なライトゲームロッドと比べてグリップ部分が異様に太いのが見て取れます。

ティップ・ベリー部は一般的なライトゲームロッドと同じような太さですが、バットガイド下辺りから急激に太くなっています。



<ガイド>

ガイドはステンレスフレームSiCリングガイド。

バットガイドは高脚タイプのKガイドでティップもKガイドでPEラインに対応しています。



<グリップエンド>

もう一つ特徴的なのが開口されたグリップエンド。

管楽器のようにグリップエンドを開口させ、バイトの振動を増幅させることが狙いらしいです。



移動・保管時用のエンドキャップが付属します。(ゴム製)

実釣時には外します。



<ロッド重量>

自重:約24g

カラーによってロッド自重が異なります。

▼ロッド自重
ブラック、ピンク:27g
ゴールド、シルバー:24g



<ロッドバランス>

リールセット時にロッドバランス。

リール(ダイワ 07 ルビアス 2004 + ZPI タクティカルカーボンハンドル)の総重量は約200グラム。

ショートロッドとはいえ、この位置でバランスが取れるのは良いバランスと言えるでしょう。

実際先重りもほとんど感じません。



ファースト・インプレッション

実際に管釣りで2,3匹釣ってみた使用感をレポート。

実釣では0.2~0.4g程度のマイクロスプーンを使用。

釣り方はもちろん縦釣り。



正直舐めてました、バチプロ。

管釣りに行けば一人は使っているのを見かけるこのロッド。
(特徴的なので一目で分かります)

縦釣り自体の評判がお世辞にもよろしくなく、釣り方・このロッドに対して自分もあまり良い印象を抱いていませんでした。

それがいざ使ってみると廉価モデルながら思った以上に感度が良く、高感度を謳っているのは伊達ではないようです。

(あくまで廉価モデルの割にはというレベルですが)単純に反響感度が高いように感じます。

極端な軽量スプーン(0.4g以下)の使用感はロッド云々より慣れの問題のようで、このロッドだから特別使いやすいというわけではないようです。



テーパーは極々普通なファーストテーパー。

エキストラファーストとまでは尖っていません。

バット~グリップ間の極端なテーパーからかバットはしっかりとしており、大物にも十分に対応できそうに感じました。

ショートレングスなので取り回しも抜群に良いです。(もう少し長くてもいいくらいですが)

こんな特殊なロッドが実売1.5万円ほどなら試してみる価値は十分にあるかと。

少なくとも自分は買って良かったと思っています。

どうせ買うのなら一番よく見かける赤バチ「Vertical PRO 60jr KR TYPE-S」から始めてみるのが無難でしょう。

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