2018年からの新型:LTコンセプトモデル(以下:LT機)と、これまでのリール(以下:従来機)の各スプール支持部をチェック・比較してみました。
比較する対象リールは従来機:17 セオリーに、新型のLT機:18 カルディア、18 フリームスになります。
LT機と従来機のスプール支持部をチェック
LT機と従来機の各スプール支持部をチェックしていきます。
■ 17 セオリー
(セオリーは純正でカラーですが、写真はベアリングに交換済み)
従来機のスプール支持部。
ダイワユーザーなら見慣れな部品構成だと思います。
■ 18 カルディア
こちらがLTコンセプトによって仕様変更されたスプール支持部。
スプールメタル、クリック一式までがらりと変わりました。
■ 18 フリームス
参考までに同じLT機でもスプールをBBまたはカラーで支持しないタイプ。
クリック一式は「18 カルディア」と同じものだと思われます。
スプール支持部を構成する部品を比較
それぞれのスプール支持部を構成する部品を並べてみました。
上段が新型のLT機、下段が旧型の従来機の部品になります。
とりあえず重量を比較してみます。(いずれもBBなし)
▼従来機
自重:2.37g
▼LT機
自重:1.79g
測ってはもたものの、グリスの付着量で変わってくるので正直あてにならない数値です。
それでもおよそ0.5gの軽量化にはなっているかと。
次に大きく変わった「スプールメタル」と「クリック一式」を個別にチェックしてみます。
■ スプールメタル
従来機のものからかなり小型化されました。
参考までに、LT機:0.51g、従来機:1.35g。
従来機のスプールメタルは、材質によってグレードがあったはずなので数値に差があるはずです。
新型のスプールメタルですが、形状・イモネジによる固定方法からシマノにそっくり。
今回のLTコンセプトでは何かとシマノに似せて来ています。
■ クリックホルダー&クリックリーフSP
ドラグ音に影響するパーツ。
従来機は板バネですが、LT機ではただの棒状になっています。
これによりドラグの音質に変化が。
言葉では上手く表現できないので実機で確かめてみてください。(丸投げ)
ちなみに重量では若干新型の方が重いです。(LT機:1.07g、従来機:0.85g)
【LT機と従来機】 スプール支持部の変更点 まとめ
従来機からがらりと変わったLT機のスプール支持部。
主な変更点をまとめると、
・スプールメタルが小型化
・スプールメタルの固定方法がイモネジに
・クリックが板バネから棒に
・スプール内カラーまたはBBのサイズが1サイズ小径化
こんな感じでスプール支持部の比較は以上。
特に意味のない記事になってしまいました。
これといって変えた必要性が分からず、とりあえずシマノに似せてきたなぁといった感じです。