それでは、シマノ 「12 カーディフCI4+ C2000HGS」のファースト・インプレッションです。
いつも通り外観と特徴、各部重量など。
型の古い機種ながら基本スペックは現行機に見劣りしません。
SHIMANO 12 CARDIFF CI4+ C2000HGS
<スペック>
品番:C2000HGS
ギア比:6.0
実用ドラグ力:2.0kg
最大ドラグ力:3.0kg
自重:165g
スプール寸法(径/ストローク):Φ42mm/12mm
糸巻量:ナイロン 4lb-100m、フロロ 4lb-85m、PE 0.6号-150m
最大巻上長:79cm
ハンドル長:45mm
ベアリング数:8/1
本体価格:34,200円
カーディフ CI4+[CARDIFF CI4+]|スピニングリール|リール|製品情報|シマノ -SHIMANO-
<付属品>
・リール本体
・リール袋
・スプール座金
・リールレンチ 2種
・取扱説明書&分解図
カーディフCI4+の特徴と各部重量
「12 カーディフCI4+」、まずは外観からみていきます。
カーディフシリーズはエリア・ネイティブトラウト用ということで深緑色? メタリックグリーンベース。
色が色だけにトラウトロッドのようなコルクグリップのロッドしか合わなさそうです。
ギヤ比別にハンドルのカラーが分かれており、このハイギアはゴールド、ノーマルギアはグレーカラー。
▼リール総重量
自重:163.3g
カタログスペックより軽いです。
現行機の「16 ストラディックCI4+ C2000HGS」で自重160グラムなのでほとんど変わりません。
次にドラグ&スプール、ローター周りをチェック。
ドラグノブ自重:5.83g
ドラグは「リジッドサポートドラグ」を採用。
スプールをベアリングで支持することにより、スムーズで安定したドラグの滑り出しを実現。
更にノーマルギアの「C2000SS」は、エリアトラウトフィッシング専用の「エリアドラグ」を搭載。
より細かなドラグ設定が可能となっています。
どうせ同じ金額ならハイギアの「C2000HGS」にも搭載してほしいものです。
軽量な「AR-C ライトスプール」。
SSはスーパーシャロースプール仕様、HGSはハイギア+シャロースプール仕様。
▼スプール重量
自重:29.97g
クイックレスポンスの要、「マグナムライトローター」。
▼ローター重量
自重:30.44g
「アルミマシンカットサイドホールドハンドル」&「カーディフコルクノブ」
ねじ込み式ハンドル。
緩めることでハンドルを折り畳むことが可能です。
▼ハンドル重量
総重量:19.6g
▼内訳
・ハンドル本体:15.4g
・ノブ:3.45g
シマノ製スピニングリール 旧型機の特徴
大径ドラグノブ&Gフリーボディ採用の現行機では廃止された2つの機能を備えています。
メンテナンス性に優れた「イージーメンテナンスシステム」。
ラインローラー部とボディ本体に注油口が設けられており、ここからスプレーオイル&グリスを注すことが可能となっています。
「逆転ストッパー」。
現行機では防水性向上のため廃止されたハンドルの逆転ストッパー。
個人的にはないならないで構いませんが、ないと困るという方もいるようです。
ファースト・インプレッション
CI4+製ボディ&ローターを採用したクイックレスポンスシリーズ。
リール重量だけでなく、リーリングの軽さを実現。
2012年モデルということで今(2018年)から6年も前のモデルですが、スペックは現行機に負けていません。
半額ということで衝動買いとなってしまいましたが、渓流トラウト用に前から欲しいとは思っていました。
クイックレスポンスシリーズとはいえ、ハイギアということで巻き始めはやや重いです。
そのうち馴染んで軽くはなるはずですが、ある程度は仕方ないでしょう。
渓流トラウト用途にはあまり気にならない問題なのでガンガン使っていくつもりです。