話題のブーストスプールに遠投に特化したマグフォースZ版が登場。

スティーズAをベースにφ36mm MAG-Z BOOSTスプールを搭載した、ダイワ 「21 スティーズ A TW HLC」。

スプールだけでなく、ボディ側も径の拡張、新コンセプト「HYPERDRIVE DESIGN」が適合され進化しています。

ダイワ 21 スティーズ A TW HLC

MAG-Z BOOSTで遠投性能を極めるタフ堅牢モデル。

「HYPERDRIVE DESIGN」による初期性能が永く続くことを目指した設計思想の次世代ベイトリールが登場。HYPERDRIVE DIGIGEAR搭載で、強度UPと回転フィーリングUPを実現し、HYPER ARMED HOUSING(Al)でコンパクトながら、強靭なボディ剛性を実現。タフで堅牢で好評のSTEEZ Aモデルを更に遠投性能に磨きをかけスプールφ36mmMAG-Z BOOSTスプールを搭載。BOOST機構により、更なる遠投性能を手に入れたSTEEZのフラッグシップブランドの遠投リールを提案する。

引用元:DAIWA : スティーズ A TW HLC – Web site

ラインナップ・スペック・価格・発売日

ラインナップは、ギア比6.3のH:ハイギア相当、7.1のSH:スーパーハイギア相当の左右ハンドルで計4種。

品名 ギア比 巻取り長さ 自重 最大ドラグ力 標準巻糸量 ハンドル長 ベアリング 本体価格
6.3R 6.3 71cm 190g 6.0kg 16lb-100m 90mm 8/1 50,300円
6.3L 6.3 71cm 190g 6.0kg 16lb-100m 90mm 8/1 50,300円
7.1R 7.1 80cm 190g 6.0kg 16lb-100m 90mm 8/1 50,300円
7.1L 7.1 80cm 190g 6.0kg 16lb-100m 90mm 8/1 50,300円

発売は、2021年3月を予定しています。




「21 スティーズ A TW HLC」の特徴

「21 スティーズA TW HLC」の特徴、スペック、採用技術をチェック。

「17 スティーズ A TW」をベースにHYPER DRIVE DESIGN化

「21 スティーズA TW HLC」は、「17 スティーズA TW」がベースとなっています。

これに最新のコンセプト「ハイパードライブデザイン」を適合。

4つの内、「ハイパーダブルサポート」、「ハイパーアームドハウジング」、「ハイパータフクラッチ」はベースリールから実質導入済み。

ハイパードライブデジギア」が新規となり、ギアの耐久性、巻き心地の向上が期待できます。

ドライブギアの材質はG1ジュラルミン製、ピニオンギアは高強度真鍮製となります。

ATDにドラグ引出しクリック音あり

ドラグは、滑らかな追従性に優れたATD-オートマチックドラグシステムを採用。

更にドラグ引き出し時に音の出るドラグクリッカーも搭載しています。

φ36mm マグフォースZ BOOST スプール

『MAGFORCE-Zの遠投性能を極限まで引き出したBOOST SYSTEM』
MAG-ZブーストはMAGFORCE-Zの遠投性能を極限まで引き出した飛距離重視のセッティング。MAGFORCE-Zは遠心力でインダクトローターを作動させる特性から軽量級ルアーには不向き。一方で中・重量級ルアーの遠投には最適で、入力した分だけ飛距離が伸びる。そこにBOOST革命。バックラッシュゾーンを回避した後、瞬時に1段階戻ることでキャスト中盤~着水間際まで伸びやかな弾道で最大飛距離を実現させた。

「21 スティーズA TW HLC」の目玉が、「φ36mm G1ジュラルミン製 マグフォースZ BOOST スプール」。

SVスプールに続き、マグフォースZにもブーストスプールが登場。

SVはバーサタイル、マグフォースZは遠投性能に特化しており、HLC-ハイパーロングキャストの所以となります。

注目すべきはスプール径。

MAG-Z BOOSTが出るとして、一発目は定番のφ34mmが有力でしたが、出たのは大径のφ36mm

スプール経が大きな方が遠投に向いていることは確かですが、最近の傾向、ベースリールの都合からまずはφ34mm説が濃厚でした。

ベースリールである「スティーズA TW」のスプール経はφ34mm。

そのままではもちろん36mmスプールは入りません。

リール重量は変わっておらず、大きなボディ形状の変更はされていないようです。

参考までにスティーズAベースのモアザンPEにRCSB1500スプール(φ36mm)を当ててみました。

径はボディ側を拡張することでなんとかなりそうですが、幅はちょっと厳しいかと。

φ36mm RCSB1500互換ではなく、単一のナロースプールの可能性が高いです。




期待のロングキャストリール

まさかのスティーズAにφ36mm MAG-Z BOOSTスプールをぶっこんできたロングキャストリール。

ダイワ 2021年のNEWベイトリールで思わぬ隠し玉でした。

遠投はベイトリールのロマン。

気にはなりますが、実売は5万円前後と値引きは期待できません。

スティーズで5万円ならまだ高くない方ですが、個人的にはちょっと厳しい価格帯です。
(キャタリナTWにisseiスプールを買っちゃったところですし)