4月16日
渓流ベイト×フロロのテストのため、今度は源流域へ。
この日の天気は快晴。
そのため、放射冷却で早朝は寒く、道中の温度計は気温4℃を表示していました。
日中は20℃を超える予報です。
早朝6時、入山。
ここに入るのは約一ヶ月ぶり。
前回は釣りと言うよりほぼ登山状態でしたが、今回はまともに釣りができるはず。
関連記事:3/10 早過ぎた源流ルアー釣行 プチ雪山登山
登山道、獣道には、やたらと鹿の足跡が目に付きました。
人の足跡は見えないので少なくともここ数日は誰も入っていない?
期待しつつ、入渓。
水温7℃
この寒さで気温同様、水温も下がっています。
ヤマメなら厳しいですが、イワナならまぁ何とかなるでしょう。
最初のポイント。
スピナーで早速のヒット。
元気なチビイワナでした。
スピナーとスプーンを使い分けてテンポよく釣り上がっていきます。
浅いポイントはスピナーで横の釣り、
深い淵、釜にはスプーンで縦の釣りという具合に。
スプーン(チヌークS)のリフト&フォールに良い感じで出てくれました。
スピナー(AR-S)でも。
サイズは一向に上がりませんが、飽きない程度には出てくれます。
地形的にルアーを通しにくいポイントは、
上からスプーンを落としてちょんちょんしているとチビイワナが飛びついてきました。
まぁ小さすぎるのか、ほとんどフッキングしませんが。
再び深い釜のポイント。
まずはスプーンのリフト&フォールにアベレージサイズがヒット!
色は良いのであとはサイズが伸びて欲しいところです。
そして同じポイントから、先ほどより更に沈めて…ワンアクション…
ドンッ!
と、なかなかな重量感。
今日一の良型がヒットしました。(^^)
ランディングしようと近づくと、魚の反転と重なってフックアウト・・・
尺はなさそうでしたが、それでも20後半はあるであろう良型、
惜しいことをしました。。(汗)
シングルフック一本ならバーブレスじゃなくても良いかも…。
前回はここで終了としましたが、今回は先に進みます。
ここから先は魚っ気が薄くて、良さそうな釜でも反応なし。
谷を抜け、ようやくキャッチ。
オレンジの綺麗なイワナ。
すっかり日も昇り、予報通りの快晴。
これで活性が上がってくれるといいんですが、期待に反して反応は薄いです。
あっという間に終点の滝が見えてきました。
滝の手前にある休憩にもってこいな平たい岩の上には、積み上げられた石が。
ケルン(ケアン)という、道標や願掛けなどの意味があるもののようですが、
ここは通過点というわけでもないので恐らく後者の意味?(記念とか)
限られたスペースなだけにあまり積んで欲しくないものです。。
(何となく崩しにくい)
少し休憩してからレインウェアを羽織り、
いつぞやの釣りを再現しようと、滝下のプールへ向かいます。
関連記事:2015/5/14 台風後の源流釣行 滝下の尺イワナ
遠目だとあまり勢いがないように見えましたが、近付いてみるとなかなかの勢い。
吹き返しの風を受けながら強引にスピナー(ニアキス)をキャスト。
コントロールが利かない中、何とか通すと後方にイワナの魚影が・・・
これはいけるかと思いましたが、すぐに見切られて反転。。
どうも微妙に水量が足りなくて、ニアキスを引き切れていないようです。
一つ上の段では、上から降ってきている虫?を食べようとしているのか、
時折イワナが顔を出していました。
こちらでもルアーに反応し、一瞬追いかけてきたものの、すぐに見切られてしまいました。
けっきょく計4回のチェイスがありましたが、すべて見切られ惨敗。。
内2匹は尺は超えているであろうサイズだったのが悔やまれます。
釣果は奮いませんでしたが、渓流ベイト×フロロのテストには十分な釣行でした。
ゴールデンウィーク前にもう一度は行きたいと思います。
<タックル>
ロッド:アングラーズリパブリック エゲリア ネイティブパフォーマンス ESNC-411UL
リール:ダイワ アルファスAIR 7.2L
ライン:クレハ シーガー R18 イエローハンター 4lb
使用したルアーは、ダイワ チヌークS 4.5gと、スミス AR-S スピナー 3.5gの2つがメイン。
源流域での渓流ベイト×フロロの組み合わせ。
さすがにキャストに制限のある源流域では何度かバックラッシュしました。(汗)
致命的なバックラッシュはないものの、
ラインが浮く程度のトラブルがちょくちょく…。
ロッドが振れないことがあるので、ある程度は仕方ないかと。
その分フロロのメリットは活かせました。
思惑通り水深のあるポイントでのスプーンのリフト&フォールには最適で、
PEだと複雑な流れにラインが巻き込まれてアタリが伝わりにくくなってしまいますが、
比重の重いフロロなら伝えてくれます。
何よりアタリの出方が気持ち良いです。