渓流釣行に続き、今度はタックル。
今シーズン使用したタックル、装備などについてまとめてみました。
2017年のまとめはこちら → 2017年 渓流タックルを振り返って
2018年に使用したタックル
釣りも好きですが、それ以上にタックルが好きということで今年も増えました。
渓流用としてはロッド3本に、スピニングリールが1台とベイトリール用のカスタムスプールが2個。
それぞれ紹介していきます。
スピニングロッド2本にテレスコベイトロッド1本
今シーズン新たに追加したのはこちらの3本。
上から
・パームス シルファー グラスモデル SYCVi-53UL
・ダイワ ピュアリスト 48UL
・スミス マジカルトラウト ULフラッシュ MT-TEC50ULM
▼パームス シルファー グラスモデル SYCVi-53UL
こちらは去年から購入を考えていたロッドです。
関連記事:悩んだ末 “あのロッド” を購入
渓流シーズン前に管釣りで一度使い、渓流解禁後はヤマメが釣れ始めてから本格的に使用。
関連記事:PALMS シルファー グラスモデル SYCVi-53ULをチェック
今シーズン一番使ったロッドで、尺イワナを筆頭に泣き尺・良型ヤマメを “それなり” にキャッチ。
メインマテリアルがグラス、ティップはカーボンという面白い構成で、伸びのないPEラインと相性が良いだろうと期待していました。
ところが、いざ使ってみるとグラスという割に思ったより硬く、特別PEラインとの相性がいいわけでもないようです。(少なくとも悪くはない)
グラスと聞いてペナンペナンとまではいかないものの、それなりのしなやかさを期待していたのでこれには戸惑いました。
ミノーの操作性を考慮した硬さ・張りらしく、実際ミノーの操作性はカーボンロッドと遜色ありません。
ティップはグラスではないのでキャスタビリティも良好。
いろいろと思うことはあるものの、メインロッドとして今シーズン十分活躍してくれました。
もう少し踏み込んだ使用感・インプレは後々更新予定です。
ちなみにアマゾンでは現在20%OFFになっています。(釣具店では普通10%まで)
▼ダイワ ピュアリスト 48UL・V
今年新たに発売されたダイワのエントリーモデル。
ダイワファン、実売1万円ということで1本買ってみました。
ダイワのトラウトロッドは昨年「ワイズストリーム 53UL-3」を買って使ってみましたが、3ピースによるものなのか不快な硬さが気になり、シーズン終了後に売却。
その代わりといった意味合いでこのロッドを使ってみたところ、3ピースのワイズストリームで感じた不快な硬さがなくなり、使用感はまずまず。
良いイワナもキャッチすることができました。
ややダルさは感じるものの、入門・サブロッドとして悪くないロッドだと思います。
▼スミス マジカルトラウト ULフラッシュ MT-TEC50ULM
源流域用に購入したテレスコ(振り出し)ベイトロッド。
非常にコンパクトに仕舞えるのでザックなどに収納すれば両手が空きます。
今シーズンは上流部で釣りをすることが少なく、あまり使用機会には恵まれなかったものの、最大で9寸程度のイワナをキャッチ。
マジカルトラウトシリーズは、近年主流のヘビーシンキングミノーをバシバシアクションさせる類の張りのあるファーストテーパーではなく、柔らかめのレギュラー・スローテーパー。
これを知らずに購入すると、後悔すること間違いなし。^^;
自分は上流部・イワナ狙いではあまりミノーを使わず、スピナーとスプーンがメイン。
予想以上の曲がりに戸惑いはしたものの、これはこれで有りだと思えました。
また、適度なスラッグを作りやすく、同社の「ボトムノックスイマー」とも相性が良いです。
スピニングリール1台に2つのカスタムスプール
渓流用として新調したのは、スピニングリール シマノ 「12 カーディフ CI4+」のみ。
ダイワの「18 カルディア」も使いましたが、これは特に渓流というつもりはないので除外。
その他、「09 アルデバランMg」、「16 アルデバランBFS」用にそれぞれアベイルスプールを試してみました。
▼シマノ 12 カーディフCI4+ C2000HGS
関連記事:シマノ 12 カーディフCI4+ C2000HGS Fインプレ 特徴と各部重量
半額だったので購入してみたシマノのトラウト用スピニングリール。
古いリールですが性能は現行モデルとさほど遜色ありません。
リールの軽さ、ハンドルリターンのスムーズさ、渓流トラウトに望まれるスペックを高水準で満たしています。
買って良かったです。
↓現行モデル
▼Avail マイクロキャストスプール トラウトモデル ALD0918TR
関連記事:シマノ 09 アルデバランMg7をベイトフィネス仕様に改造
アマゾンで安かったので買ってみたアベイルのカスタムスプール。
手持ちの「09 アルデバランMg7」に装着し、上記のマジカルトラウトに合わせて使いました。
さすがアベイルといったところで、従来のベイトフィネススプールでは厳しかった軽量ルアーのキャストが決まります。
遠心ブレーキなのでどうしてもピーキーさはあるものの、十分サミングで補えます。
▼Avail マイクロキャストスプール 16ALD15R
関連記事:16 アルデバランBFS用Availスプールを購入
こちらは「16 アルデバランBFS XG」用。
現時点で一番の性能を試してみたく購入してしまいました。
初回は補助マグネットの付け忘れで十分に使えませんでしたが、2回目で本来のスペックに。
上記の09アルデバラン用から更に投げやすくなり、バルサミノーもバックラッシュすることなくキャストできました。
まぁ自分は渓流ベイトにはそこまでの軽量ルアーのキャストは求めてないので管釣り用かな。
安定のDコンパクトにアレキサンドラを再評価
最後にルアー。
今年もいろいろと試してみてはいたものの、あまり使えたとは言えず、印象に残ったのはこちらの3本。
・スミス Dコンパクト45
・パームス アレキサンドラ AX-50HW
・スミス ボトムノックスイマーⅡ
やらかすこともありましたが、「Dコンパクト」は自分の中で殿堂入りの大定番。
ここぞというところでつい手に取ってしまうほど信頼しているルアーです。
そして今シーズンよく使ったのがアンリパの「アレキサンドラ 50HW」。
これまでも使うことはありましたが、どうしてもシングルフックによるミスフッキングが気になって二軍止まりでした。
昨年からやり始めたフロントフックを2本抱き合わせでセッティングすることでそれを解消。
全然いけるじゃんということで見事レギュラー入り。
尺こそ出せなかったものの、何匹かの良型ヤマメを手にすることができました。
最後に面白かったのがこちら。
▼スミス ボトムノックスイマーⅡ
去年からメディアなどで注目を集めた異色のルアー。
自分はその異色さ云々以前にあまりにもステマ臭すぎて手を出す気になれませんでした。
一応買ってみたものの、その年は最後の方に少し使って特に実績なく終了。
それが今シーズンは最盛期から使い始めて評価は一変。
某監修者さんほどのものではないものの、トラウトの反応は上々で他釣種でもあるダート系とはまた違った感じ。
使うシチュエーションからヤマメ狙いではあえて使おうと思いませんが、上流部でのイワナ狙いでは間違いなく一軍です。
とりあえずタックルはこれくらい。
その他、今シーズン試してみた装備類やらはまた別の機会に投稿予定です。