釣行の次はタックル。

今シーズンの渓流ルアーフィッシングで使用したタックルをまとめてみました。

昨年(2019年)のまとめはこちら↓

2019年 渓流タックルを振り返って

2020 今シーズン使用したタックル

道具好きなもので今年も新たなタックルを追加し、渓流ルアーフィッシングを楽しみました。

使用したロッドにリール、ルアーの使用感を簡単にレポート。




【ロッド】 入門用ロッドにもはやコレクションのパームスロッド

今シーズン使用したロッドがこちら。

▼スピニングロッド
・ダイワ ピュアリスト 48UL
シマノ トラウトワンNS S53UL
パームス エゲリア ネイティブパフォーマンス ERNS-53UL(初代)
・パームス エゲリア ネイティブパフォーマンス ETNS-53UL
・パームス エゲリア ネイティブパフォーマンス ETVS-54XUL

▼ベイトロッド
・パームス レラカムイ RKSC-42XUL
パームス シルファー SYCVCi-53UL

太字の3本が今シーズンに新たに追加したロッドです。

追加したロッドももちろん使用しましたが、全体だと「エゲリア ネイティブパフォーマンス」のグラファイトモデルとグラスモデルの2本(特にグラファイト)を使うことが多かったはず。

ベイトロッドは源流域で使用することが多いのでどちらかというとレラカムイの方をよく使いました。

【最初の一本に】 シマノ トラウトワンNS S53UL

まずはシマノの「トラウトワンNS S53UL」。

このロッド、ときどき初心者の方に質問される渓流トラウトを始めるのにオススメの一本として候補に上げているロッドです。

ただ、自身がこのロッドを所有しているわけではなく、あくまで釣具店などで軽く触って程度。

使ったことのないロッドを人に勧めるのはどうだろう…?ということで購入し、実際に使ってみました。

いざ使ってみるとティップがしなやかでキャストしやすく、ルアーの操作性もなかなか。

最初の一本としては想像していた通り良いロッドだと思います。

どちらかといえばやや柔らかめなロッドなので、いずれはヘビーシンキングミノーをバシバシアクションさせられるような張りの強いロッドが欲しくなるかもしれません。

それでも柔らかめなロッドは入門用としてだけではなく、スプーンやスピナーに相性が良いのでそれ用に使えます。

ちなみに大手メーカーのトラウトロッドの調子として、同じULクラスだとダイワはやや硬め、シマノは柔らかめな印象。

初心者にはロッドを曲げやすい柔らかめなロッドが扱いやすくオススメです。

【グラファイト×グラスベイト】 パームス シルファー SYCVCi-53UL

お次はパームスの「シルファー SYCVCi-53UL」。

グラスブランクをメインにカーボンのティップが装着された特殊なロッド?で既に所有しているスピニングモデルに続き、新しく追加されたベイトモデルも買ってみました。

正直言って良いロッドとは言えず、かなり人・使い道を選ぶロッドです。^^;

スピニングモデルを使っていて「これはベイトロッドの方が向いているのでは…?」と思ったのが購入理由の一つ。

YouTubeのLIVEで飯田さんにこのグラスモデルの用途を聞いてみると、
・スピナーやスプーンなどの巻き物系ルアー向き
・ターゲットはニジマス
・キャスト、かけたときのフィーリング
を意識しており、フィールドによって使い分けているとのことでした。

ニジマスのいない河川をホームにしている自分にはおよそ不要なロッドだったようです。^^;

それでもこういう特殊なロッドが好みなので、スプーンやスピナーをメインに、ビッグベイト「ジョイクロ70」を使用するならこのロッドだなと思っています。

残念ながらジョイクロフィッシュは今シーズン実現できなかったので来シーズンに期待です。

【来シーズン用に】 グラスベイトロッドが2本

その他、シーズン終盤に購入し、使用できなかった、魚をかけることができなかったロッドがこちら。

・パームス レラカムイ RKVC‐42XUL(ウェブ限定モデル)
・ツリモン 鱒レンジャー Next CT40(マスタード:ナチュラム限定カラー)

パームスのWeb限定モデル「レラカムイ グラスベイトキャスティングモデル RKVC‐42XUL」。

来年あたりエゲリアのグラスベイトを購入予定でしたが、せっかくグラファイトモデルの「RKSC-42XUL」を所有していることもあってこの際揃えてみました。

そして久しぶりの鱒レンジャー。

こちらはちょっと使ってみたのですが、残念ながら魚は掛けることができず終い。
(まぁ時期が悪かったです)

見た目、使用感は良かったので来シーズンまでにガイドとグリップを交換したいですね。

【リール】 メインは見た目重視の2台

今シーズン使用したリールがこちら。

▼スピニングリール
・シマノ 12 カーディフCI4+ C2000HGS
ダイワ 19 カルディア CS LT2000S-XH

▼ベイトキャスティングリール
ダイワ 19 アルファスCT SV 70SHL + BFS本舗 超軽量シャロースプール
ダイワ 20 アルファス AIR TW 8.6L
シマノ 17 カルカッタコンクエスト BFS HG + Avail Microcast Spool 17CNQ15R

太字は新しく追加したもの。

渓流用として購入したものは海外モデルの「カルディアCS LT」のみ。

「カルコンBFS」も渓流がメインになりそうですが、他の釣りにも使います。

どちらも実用というよりは見た目重視、「アルファスCT」に「アルファスAIR TW」は試しに使ってみただけで渓流にはこれっきりとなりそうです。

【海外モデル】 ダイワ カルディアCT LT

海外モデル(たぶん中国)の「19 カルディア CS LT2000S-XH」。

スペックは国内モデルと変わりません。

スプール、エンジンプレート、ハンドルのグリーンに惹かれて、渓流専用に取り寄せて購入しました。

個人的に渓流トラウト=グリーンをイメージカラーとしているので買って良かったです。

スプールだけ追加で欲しいのですが、なぜか2500番と3000番しか単品で販売されていないのが残念。




【丸形リール】 シマノ カルカッタコンクエストBFS

いつか欲しいと思っていた丸形リール。

見た目重視なトラウトにはやはりコレですね。

オールドなリールにも興味はあるのですが結構な金額なので、スペックと価格を考慮するとこの「カルカッタコンクエストBFS」一択。

見た目を更に良くするため、「ホールカラーチューン」も施してみました。

そのままでも十分使えるのですが、より軽いルアーをキャストしやすくするため、「アベイルスプール」も導入。

正直渓流用途には勿体ないリールですが、こちらも非常に気に入っています。

【ロープロリール】 ダイワ 20 アルファス AIR TW 8.6L

新製品、ダイワで渓流ベイトに選ぶならこのリールが筆頭候補になるでしょうからこちらも紹介。

最軽量&最小口径スプールで軽量ルアーの立ち上がりの良さに優れたNEWリール。

できれば可変マグではなく固定マグがベストですが、買ってそのまま十二分に使えます。

見た目はあまりトラウトに合わないので性能重視なリールですね。

【ルアー】 スプーン強し

ルアーもいろいろ試してみたかったものの、今シーズンは渋く思うようにテストができませんでした。

基本的に実釣性能重視で今シーズンよく使用し、実績の高かったのが「シャッド」と「スプーン」です。

【パイロットミノー】 パームス アレキサンドラ AX-50HW

まずはパイロットルアーとして一番多く使ったであろうパームスのヘビーシンキングミノー「アレキサンドラ AX-50HW」。

こちらはもう言うことのないルアーで殿堂入り。

いつも使っている50mmだけでなく、40mmの40HWや今年追加された「オルガンカラー」も使ってみたかったところです。

【シャッド】 ダイワ シルバークリークシャッド

使いどころは選ぶものの、今シーズン実績の高かったのがダイワの「シルバークリークシャッド 50F/50S」。

今年追加されたシンキングモデルの50Sは、歴代2位記録となる36cmの尺上イワナをキャッチ。

フローティングモデルの50Fは、クロス・ダウンクロスに少し潜らせたいシチュエーションで活躍しました。

個人的な使い分けは、アップクロスは50S、クロス・ダウンクロスには50Fを使います。

大手メーカーのダイワということで入手性が高く安価(千円しないくらい)、「シルバークリークミノー」と合わせてオススメしたいルアーです。

【スプーン】 ダイワ チヌークS 4.5g

今シーズン全体を通して活躍したのがスプーン。

特にシーズン序盤の水温の低いうちはお世話になりました。

中でも特によく使い実績を上げたのがダイワの「チヌークS 4.5g」。

今年はこれの激アツVerが新発売されたものの、やはりスタンダードなこちらの方が使いやすいです。

今シーズンはチヌークSでの2本目となる尺イワナもキャッチできました。

基本的な使い方は沈めてから巻くだけ。

ただ巻きでも十分ですが自分は軽くトゥイッチ・シェイクしながら巻いています。

チヌークSはリフト&フォールでの使用も多く、イワナには特に効きますね。